第15号  1998,10,6(火) 東京のある小学校 5年2組

「20世紀を駆け抜ける」 インターネットバージョン


袋作り、順調です。

 とにかく糸を通すのも大変ならまっすぐに縫うのも大変な子どもたちが、一生懸命に布と格闘しながら、順調に袋の形を作っています。
 はじめの1時間で紙を使っておおよその作り方を学習しました。
 その後また1時間かけて、実際の布にチャコペンで印を付けました。
 次の1時間で両脇を縫いました。このときにはあちこちから呼び声がかかって大忙しでしたが、それでも結構みんな話がよく分かって大半の子が縫い終えました。
 それで飽き足らない子は、つまり次の週まで待ちきれない子は、休み時間や放課後に頑張って仕上げてしまいました。(こんなに熱中する子供、素晴らしいです。これが生活すべての面で発揮されるといいのになんて、つい欲をかいてしまって子供から嫌がられます。)
 そして、もう何人もの子が完成しました。どの顔も満足感に満ちあふれていて、とてもいい笑顔を見せてくれました。
 不思議なもので、普段はめんどくさいと言って乱暴な仕上げをすることが多い傾向にあるのですが、この袋だけは丁寧に仕上げようとする子が多くみられました。

 ですから、当然いい袋がたくさんできあがっています。
 まだできあがっていない子は次週もう1回家庭科の時間を使って仕上げますが、それでもできない場合には残って仕上げることになります。家に持ち帰って続きをするということはありません。


作文を書きました。

 国語の学習の中で、自由題でしたが、着眼点のいい、なかなかいい作文も多く見られました。読書感想文の時と同様何人かの子のを印刷して、みんなで読み合います。その後持ち帰らせますので、参考までに目を通してみてください。
 また、その次の学習として新聞の見出しを切り抜いてまとめることもしました。(これがほとんど新聞を忘れて私が激怒した事件です。)これもおもしろいものに仕上がりました。今廊下に掲示してあります。ついでの折にでもご覧ください。


理科の切り抜きは大丈夫でした。

 国語の後、また、理科で新聞の切り抜きを使いました。天気図をということでしたが、さすがに今回はほとんどの子が忘れずに持ってきました。
 これが当然のことなのですが、前回のことがあるだけに、感心感心と言うところです。

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