第26号  1998,12,2(水) 東京のある小学校 5年2組

「20世紀を駆け抜ける」 インターネットバージョン


子供の悲鳴2題

その1 えっー、テストばっかり その2 えっー、休み時間もないの
 そろそろ成績をつけますので、テストのオンパレードです。学期末のテストもあります。

 と言っても、一単元が終わればいつもあることですから、まあことさらにびっくりするようなことではありません。

 ただ、学期末テストは、この2学期に学習したこと総てが範囲になりますから、結構大変です。

 ことに漢字の50問テストにはもうお手上げ状態のようです。そのために普段から小テストと称してテストをやっているのに、と、こちらは口をとがらせていますが、なかなか身に付きません。

 漢字と計算だけは数をこなさなければ駄目ですからねえ。今からでは間に合わない・・・・・
 間に合わない・・・といえば、ドリル。いよいよ12月に入ったということで、最後まで総て仕上げることという宿題がでています。

 締め切りは19日。できなかった子は、21日からの休み時間無しということです。かなりの量になりますから、1日くらいの残り勉強では間に合わないので、休み時間を使ってやることになります。

 そのためにも毎日少しずつでもやっておく必要があります。

 努力するということが嫌いな子にとっては大変でしょうが、最後はきちんとやり遂げて、冬休みに入ってもらいます。



 そろそろ成績付けに入りますが、テストの点だけで判断することはしません。提出物の比重をかなり重く見ています。ですから、テストが総て満点であっても、提出物が未提出の場合には0点扱いとしますので、あゆみが◎の可能性はほとんどありません。これは子どもたちには何度も口を酸っぱくして話してあります。(それでも未提出はかなりあります。)
 また、生活面の◎は「言われなくても進んでできる。」、○は「言われればできる。」、△は「何度も言われないとできない。言われてもできない」ということで評定したいと思っています。

 1学期とはだいぶ違ってくる子もいるかと思いますが、いろんな見方があるのだというようにとらえていただいて、これからのご家庭の子供の教育の参考にしていただければと思います。
 学級便りの発行が不定期で済みません。せめて曜日が決まっていると子供に催促できるのに、ということ重々承知しているのですが、私の都合でご免なさい。子供がきちんと渡してくれるのを祈るのみです。


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