第27号  1998,12,7(月) 東京のある小学校 5年2組

「20世紀を駆け抜ける」 インターネットバージョン


連合音楽会の作文


 何かしら終えるごとに、それを糧にして成長していく子どもたちが素晴らしく思えます。

「嫌だイヤだ」と否定ばかりして逃げ腰になっている子には味わえない充実感です。

  最近の作文は、素直に自分の気持ちを書けるようになっていて、いいものが増えてきました。いえ、作文だけではなく、生活面でも、こちらの注意を素直に受け入れてくれることが多く、おかげで私の精神状態もすこぶるいいですねえ。
 悪口を言われて嫌な思いをすることが多い、ということで、学級会の時間、道徳の時間を何時間も使って話し合いをしました。

 一番良かったのは、何人もの子が、自分の口で、こういうことは嫌だとはっきり言えたことです。 そのことで、いつも口癖のようにそういうことを言っている子たちが、少しは解ってくれたろうと思えたことです。

 すぐになくなるとは思いませんが、こういうことを繰り返し行うことによって、まず他人を傷つける言葉つかいをやめることができればいいと思います。
 他人に対する思いやりがその次ですね。もっとも、既にこのことができている子もいるにはいるのですよ。ただ、その数がちょっと5年生にしては少ない・・・。 まだ自分中心から抜けきれない・・・。  わがままと反抗期は違うのですがね。

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