5年2組
学級便り
bO26
’01年11月28日
信頼は裏切らなかったかな?
社会科見学で、バスの中で酔い止め用の梅干しと飴は適宜、自分の判断で口に入れてもよいということにしました。ただし、それを口実に酔わない人まで食べたり、ずっと食べ続けたりすることはしないように、と話しました。こういうことの積み重ねが信頼関係を築くことになるのだから、その信頼を裏切るようなことはしないで欲しい、と、あとは子どもたちに下駄を預けた恰好になりました。
結果は?どうだったでしょうか。子どもに聞いてみてください。きちんと自制できた子は、素晴らしいことですから、大いに誉めてあげてください。
注意は素直に聞こうよ!
授業中、「うるさいよ」と注意されると、逆切れする子がいます。廊下を走っていて注意されると、すぐに言い訳して怒鳴る子がいます。
でも、自分はそんな気がなくても、他人がそう感じる事もあるわけですから、それはそれで素直にその気持ちを受け止めて、自分の行動を見直して欲しいのです。
そんな子どもたちに、ちょっと難しいかなとは思ったのですが、「李下の冠、瓜田の覆」の話をしました。疑われるようなこと、他人にそう思われるようなことは始めからしないこと、ということですが、はてさて、その後改善のほどは?
先生、塾に行った方がいいの?
こう聞く子がいました。クラスでもかなりの子が塾へ行っているようです。それで心配になったのでしょう。
「学校で、先生の話をよく聞いて真面目に勉強をすること、家でもちゃんと勉強すること、それができれば塾へ行く必要はないよ。」と答えました。
学校だけで十分という子もいるにはいますが、やはり大半の子は家庭での復習が大切です。
そろそろ勉強の方も難しくなってきて、これからの進学のことなど考えると、悩みは深いようです。
さて、その勉強の方、12月に入ればまとめとなりますので、当然成績付けのためにテストも多くなります。今までのテストをもう一度見直してまとめるのも一つの方法でしょう。でも、漢字は毎日やっていないとなかなか覚えられないですよ。