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都内のある学校
6年2組
学級便り
37(通算77号)
2002年12月16日
発行 |
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遅ればせながら・・・
社会科の上の教科書が終わりました。これで歴史は終わりです。そこで感想を一言。
- 僕は歴史のことを調べて、大昔のことなどがわかりました。そして、徐々に時代が変わっていって、最終的に今のような姿になったことがわかりました。今も戦争をしているところがあるけど、昔の日本も戦争をしていたことがわかりました。そして、多くの人々をなくしていたこともわかりました。その中で、広島と長崎に原爆が投下されて、一発で数十万人の人がなくなったことをはじめて知って、それがどのくらいのことか想像もつかないけど、これが現実に起こったなんてすごくショックです。今の日本は一応平和でよかったです。
- ほとんどが始めての勉強でした。だからほとんどがとても興味深く心に残りました。ひと一人の人生が、後々に影響しているなんて面白いなあと思いました。過去があるから今があるんだと思いました。その中で太平洋戦争が印象に残りました。日本が卑怯なことをしたりしてまでも、勝ちたいというのがよくわかりました。それは恥ずべき行為だと思うけど、過去を変えることはできないから、これを教訓にして、こういうことはもう2度としないようにしたいです。
- 昔のことをいろいろ知ることができて、とても面白かった。縄文時代や弥生時代等の大昔、そんな大昔のことがどうしてわかるのか、そんなことを考えるだけでワクワクした。その中で戦争が印象に残った。国が他の国を自分のものにしたい、自分の国が一番で他の国はどうなってもよいという欲からおきた戦争。戦争は勝っても負けても不幸になる。日本は戦争に負けた。でも、それを無駄にはしないで、「憲法第九条」等、もう戦争をしないとがんばったのが印象に残った。
何故、昔のことを勉強するの?
歴史学習を始めるときにこんな質問をした子がいました。でもこの感想を読んでみれば、それはもう十分な答えが出ているように思います。
私が言葉で教えるよりも、自分たちで学んでくれたということが、とても嬉しく思っています。次号の引き続いて子どもの感想第二弾を。
「歴史は繰り返す」・・・悪い繰り返しではなく、そこから人間の知恵を学んで、未来に続けて欲しいと願います。