東 京 の
某小学校
3年2組
 学級便り
 第17号  7月10日発行

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中国と韓国からのお客様
 金曜日にお二人をお迎えして、楽しい一時を持ちました。2時間も時間をとったのですが、子どもたちにとってはまだまだ足りないという感じで名残惜しそうにお別れをしました。
 これは、新しく入ってくる総合学習の一環で行われました。この地球上にはいろいろな人がいること、その人達の考えは必ずしも同じではないこと、そういうことを理解した上でお互いのその違いを認め尊重しようとする態度を育てることをねらっています。そして、最終的には、その気持ちで自分の周りにいる友だちと接することが出きるようになって欲しいと思っています。
 その第一歩というべき関わりがこの日の出会いだったのです。どんな風に場を設定しようか、子どもたちは果たして元気に接してくれるだろうか、楽しい会になるだろうか、とこちらはずいぶんと気をもみましたが、子どもたちは素晴らしいですね。旧知の友に会うように自然に接していました。もう楽しくて楽しくて、という会でした。
 準備はすべて子どもたちがやりました。その中心になったのは、A君とB君。この二人は議長として今までもクラスをよくまとめていましたが、今回のイベントも、よくやってくれました。会のプログラムを決めること、係り分担を決めること、もちろん当日の進行もすべてやってくれました。でも、この二人だけではうまくいきません。クラスみんなの協力があってこそのことです。特に初めの緊張を解きほぐして和やかな雰囲気を作る一番手で活躍したのはC君でした。お客様が言葉に詰まると助け船を出して次の話をスムーズに続けさせてくれたのです。
 そうそう、普段おとなしいと言っていた女の子も大活躍です。歓迎の言葉(Dさん・Eさん)お礼の言葉(Fさん・Gさん)も進んで引き受けてやってくれました。ドキドキしたけど、でも満足、ということでした。誰でもやればできるんだよという話をしてこの日は終わりました。そのせいか、2学期は議長をやりたいという子が沢山いました。  9月にもう一度来ていただくことになっていますが、さて次はどんなことをしようかと思案中です。

 明日の図工、版画の印刷になります。洋服を汚すかも知れませんので、そのような服を着させてください。水曜日は毛筆をしますので、その日もそのようにお願いします。