東 京 の
某小学校
3年2組
 学級便り
 第22号  10月05日発行

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いいとこ、たくさん見つけてくれました
 友だちのいいとこ教えて、ということで月曜日に話しました。たくさん出てきましたよ。
中で、特徴的だったのが、
   「Aはこの頃よく勉強するようになった。」
   「Bは大きな声で本が読めるようになった。」
   「Cは2年生の時よりちゃんと座っているようになった」
等と、そのこの成長を認めてあげる意見が多かったことです。
 もちろん、優しくしてもらったこと、困っているときに助けてもらったことなども沢山ありました。そうしてもらったときに、「嬉しい」と思えた子は、次に他の子に優しくしてあげられるということを話しました。
 そんな経験を積みながら、思いやることを身につけていって欲しいと思います。

子どもってすごい
 「ねえ、もう席に着いた方がいいよ。先生も来たことだしさ。」
 私が、「席に着きなさい。」と注意しようと思った瞬間、子どもの言葉です。なんて優しい言葉かけなのでしょう。しかも、言い含めるような優しい言い方で。当然、注意された子は「はい」と返事して直ぐに自分の席へ戻りました。とても私にはできない芸当です。

兄弟っていいなあ
 「この頃、妹(弟)はちゃんとやっていますか?」
 「はいはい、よくやってますよ。毎日頑張ってますよ。」
 最近、クラスの子のお姉さん達(5,6年生の)とこの手の会話が多いです。姉としては、下の子のことが気になるらしいですね。中には机の中を整理していくお姉さんもいます。何ともうらやましいことです。
 お兄さんだって負けてはいません。「おーい」と呼ぶ声に入り口を見ると、体操着を忘れてどうしようと困っていた子のお兄さんが届けてくれました。
 こういう兄弟関係ができているって、いいですよね。家庭の温かさが伝わってくるようです。