<第 2 号> 2003年 4月11日(金) |
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「お友達を教えて」
こういうことから1日が始まります。どのくらいお友達を覚えたかな、ということで、子どもたちが早くみんなの顔と名前を覚えようと言うことに意欲をもてるようにしています。始めは2人だけだった子も、毎日少しずつ増えてきているようです。わたしのほうが、まだまだ後れをとっています。子どもたちに負けないように頑張らなくては、という1週間でした。
「今日覚えたことはどんなこと?」
「はーい。チャイムが鳴ったら席に着くこと」「ランドセルのしまい方。」「お手紙のしまい方」「お話の聞き方」「帰るときの並び方」など、次々に答えが返ってきます。毎日いっぱいいろんな事を覚えています。そんな1週間でした。
「早く勉強したい、宿題はまだなの?」
子どもたちは意欲いっぱいです。「でもちょっと待ってね、お話をちゃんと聞けるようにならないとお勉強が始められないの。今週はそういう大事なことのお勉強をしているんです。」「ふーん」
という1週間でした。
「お話をきちんと聞くことは大事なこと」
今週一番力を入れたことです。なかなか1時間じっとして座っていることはできませんが、強弱をつけながら、興味を持って聞いてくれるようにしています。大分上手にできるようになりました。45分じっとしているのはきつい物がありますが、徐々に徐々に身につけていきましょう。
「お話もしっかりできる」
お友達を教えて、の時もみんなの前に出て友だちの名前をはっきりと言えるようになりました。でも、今週一番感心したのは、8日の日のことです。
「先生、昨日お母さんがペンを忘れて上履きにかけなかったから、書いてもらえますか?でも、忙しいようだったら、今日上履きを持って帰ってきなさいって言われたので、持って帰ります。」って言った子です。1年生になって2日目に、こんなにはっきりと意志を伝えることができるなんて、素晴らしい。また、一方的でなく、こちらの都合も聞くようにという心配り、なんて素晴らしい親子だろうと思いました。