<第 21 号>

2003年

6月20日(金)
<戻る>


水泳ドキュメント

【準備編】着替えるのが・・・いっぱい見えちゃって・・
 火曜日に水着の着替え方を練習しました。お風呂にはいるのとは違うのよ、といっても、パッと裸になってしまう子がいました。あとで聞くところによると、保育園ではそうして着替えていたとのこと。でも、もう小学生ですから、上手にタオルを使って着替えるようにしましょう。昨日もまだ見せかけだけの腰タオル状態で、たくさんおしりが見えました。少しおうちで練習させてください。お願いします。
 また、面談の中で、大きなプールの経験がないので不安です、ということも話に出ました。とにかく初めは水に慣れることだけ学習します。プールの中を散歩したり、水かけっこをしたり(慣れない子にはかなり難しいことです)、もぐったりが主な学習になります。どうしても顔を付けられない子はお風呂で少し練習してみてください。

【待機編】落ち着かなくて・・・授業も上の空で・・・
★朝。
プール入るよね、と嬉しそうな声が教室中に響き渡りました。出された水泳カードを確認したら、何と全員が(可)に○がついていました。
 33人、1人の欠席者も見学者もなしです。すごいです、これは。
★1時間目。2年生が入るため、水着に着替えて藤棚の所へ集まり始めると、キョロキョロする子が増えてきました。「それじゃ、ちょっと2年生のを見てみよう。始めはあそこへ集まって並ぶんだよ。」みんなで窓の所へ鈴なりになってしばし見学です。
★2時間目。「あーあ、水泳が気になって授業する気にならないや。」とか「早く終わらないかなあ。」という声が徐々に徐々に多くなってきて、また2年生のを見学。もう少し頑張ったら入れるよ、と授業を続けました。初めてのたし算の勉強だったんです。

【実施編】いよいよ初めての水泳・・・みじか〜い
 20分休みが終わったら、必ずおトイレに行ってから着替えることと話をしておいたので、3時間目のチャイムと同時に教室へ行ってみると、もう既に着替えていた子がいました。気持ちが逸っているのか、取りかかりのよいこと。
 まず藤棚の所で人数を確認してプールサイドへ行きました。並び方は、火曜日に練習していたのでよくできました。タオルを柵にかけて体操をした後、腰洗いとシャワーです。もうそこは悲鳴なのか歓喜の声なのか・・・大騒ぎ。一段落してから、約束を確認してようやくプールに入りました。プール内では、(1)肩まで(2)鼻まで(3)頭までという順番で水に入る練習をしました。その後、壁をつたいながらお散歩です。怖いと言って泣いた子が1人いましたが、あとの子は何とが無事に第一回目の水泳を終えることができました。子どもたちは口々に、「え〜〜、もう〜〜〜。」と言っていましたが、その後も、目の洗い方と最後のシャワー、体の拭き方などをしたので、結構時間いっぱいでした。
 帰りの会で「楽しかった。」と言ってくれた子が何人かいたので良かったです。この次はもう少し長く入っていられるようにしたいです。結局私は、さよならをするまで水着のままでした。