第89号  1996,1,17(水) 東京のある小学校 2年1組


「のびのび」インターネットバージョン


今日はドキドキするよ

 昨日の朝、人の顔を見るなり、「おはよう」という前に「今日はドキドキするよ。」と言った○○君。「ん?何だろう。」と思って聞いてみたら、国語の「力太郎」で、答えなければならないから、「うまくできるかなあ。」ということが心配だったようです。

 力太郎には、昔話らしい言葉、難しい言葉がたくさんあります。そこで、まずその言葉についてみんなで理解し合おうということになり、班ごとに、それらの言葉の洗い出しにかかりました。

 ところが、○○君の所属する6班は、全部わかると豪語して、書き出そうとしません。そこで、私が他の班をたきつけて、「わからない言葉は全部6班が教えてくれるって言うから、みんなどんどん書き出そう。」と、いうことになりました。

 他の班が大喜びで書き出したのは言うまでもありません。その勢いを見て、きっと植松君は、この3日の休みの間も気になっていたのでしょうね。


 さて、結果は・・・今日の国語の時間から始まります。

 ちなみに、6班とは、○○君の他に△△君、□□君、▽▽君、▲▲君です。

 

新聞係は・・困った。

「今日の(新聞の)ニュースを持ってこないと仲間外れにするって言うからやめて欲しいです。」
 帰りの会で、こんな意見が出されました。

 係りが新しくなって、みんなとても張り切っています。特に、新聞係は、2学期のニュース係に負けないように、といって、同じことをまねするのもイヤらしく、新しい方法を考えました。

 それが、「若田さんの飛び立った新聞記事を持ってきて張る。」ということのようでした。でも、それは、その日の朝刊の記事だったのです。

「僕の家は、子ども新聞だからすぐに切り取ってもかまわないもの。」という子もいましたが、「大人は、何回も繰り返し新聞を読むこと、何日も前のことでももう一度読み返すことがあること」を説明して、今回のやり方には無理があったことを納得してもらいました。

 さて、それから、新聞係は困りました。 何をどうやっていいのか・・・

 まだ答えは見つからないようです。


 でも、今回のように、嫌なこと、困ったことが、ハッキリと自分で言えるのはいいですね。そうすることによって、こちらも問題の把握ができますし、みんなで考えるチャンスも増えます。

  
 

授業参観・・・ぜひおいで下さい

  今回は、木曜日の5時間目ということで学級会です。2班が議長団です。みんなが発言できるといいです。


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