第97号  1996,3,1(金) 東京のある小学校 2年1組


「のびのび」インターネットバージョン


また、転入生がありました

 名前は『○○○○』君です。(本当はここに写真が入っている)
 住所は ・・・・・・・・で、電話番号は・・・・・・・・です。
 連絡網は、○○さんの次にしました。お宅の連絡網には、名前の追加をお願いします。
 これで、2年1組は、男児23名・女子12名の計35名になりました。
 たぶんこの人数で修了式を迎えることになるでしょう。

 こうしてどんどん新しい友達が増えていくのは嬉しいのですが、逆に去っていく友達もいます。『○○君』は、その修了式でお別れになってしまいます。

昨日、最後の席替えをしました

 初めて学級会で、その方法について話し合い、決めました。
  @好きなグループにする。
  A1班の人数は4人にする。
  B男子だけ女子だけの班になっていい。
 こういうふうに決まりました。そこへ到達するまでには、
 @に関しては、先生が決めた方が、文句が出ないからいいとか、くじがいいなどの意見もありました。
 Aに関しては、4人だと9班になって、先生がうるさいからやめた方がいいという意見も出ましたが(9班は、私のすぐ隣に陣取っています。)、そうすると、1班が5人になって仲間外れが出るからやめようという決定になりました。
 Bに関しては、女子の方から、男子だけの班があるのに女子の班はどうしてダメなの?ということが以前から出ていて、男子がそれに分乗する形で決まりました。
そこで早速席替えをしましたが、「ただし、ちゃんと勉強できるということが条件だよ。」という念押しだけはしっかりしておきました。

最近、みんなすごく張り切っている

「そんなにやらなくてもいいよ。」って、私がブレーキをかけていること。
なんと、勉強。

 入学したての頃みたい。勉強したくて勉強したくてたまらないという感じで、私の方が前述の言葉でブレーキをかけるのに躍起になっています。(遊んでおいで、と言うのに、休み時間もやっている子がいます。)
 何故と思われるかも知れませんが、全員がそうなら問題はないのですが、そうでない子との開きが大きくなるばかりだからです。でも、そうでない子が怠けているかというとそう言うわけではなく、普通のペースなんです。
 と言って、ブレーキばかりかけて、せっかくのやる気をそいではもったいないと、おだてながら先生の代わりをさせたりしていますが、中には自分で難しい(要するに私を困らせようと)問題を作ってきては丸をつけさせようとするので、
 嬉しい悲鳴を上げています。(でも正直、ほとほと・・・)

 エネルギーが、ますます爆発しそうです。


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