第9号  1996,05,17(金) 東京のある小学校 5年1組

「和の輪」インターネットバージョン


高東スポーツ大会(運動会)委員 大活躍

 まずは U委員。
 昨日、全校で、初めて全校ダンスの練習をしたのですが、○○君が始めと最後を仕切っていました。マイクの前で、堂々と説明していて感心しました。そもそも、このダンスは、5年生のU委員が放課後遅くまで残って創り上げたものです。
 この日は、全校の前で踊りの披露もしました。△△さんもご苦労さん。

 次は、学年の委員。
 学年の練習は今のところ2回ほど行いましたが、私たちは一切口を出しません。代わりに説明をしたり進行したりしているのが、委員達です。

 1回目の時には、◇◇君と□□さんが説明役でした。
 あんなに嫌がっていた◇◇君も、腹が据わったのか、流れを考えてみんなを指揮していました。
 正直こんなに動けるとは思っていませんでした。よくやっています。

 ただ、その他のみんながいけません。

 協力体制が不足で、自分の喜びだけ追求しているような子が多いです。
 次回からは、少し口出しをしようと(静かにさせるため)考えています。


してやったり  ◎◎君

 代表委員会で話し合いの結果、高東スポーツ大会のスローガンが、うちのクラスから出されたものに決まりました。
 しかし、その陰には・・・

 本当のクラスのスローガンは、「ガッツだ、ウルトラ赤白」というものでした。が、学年の種目の題名決めでは、演技でも競技でもうちのクラスで決めたものは通らなかったので、何とか今度は通るものを、と考えた坂東君、一策を講じました。
 うちのクラスで第2位だった(といっても小差だったのですが)ものを、ちゃっかりと本物の横にくっつけて提案したのです。
 そして、根回し。その結果が、めでたく当選。

 でもその後が大変。「クラスのみんなにはどう説明するの?文句言われたって仕方ないことしたんだよ。先生知らないからね。言い訳考えてきてよ。」ということで突き放してしまいました。

 翌朝、みんなに説明しました。でも、全く反応がありません。わからないのかと思って、もう一度説明してもらいました。全く同じ言葉での説明に、しっかり考えてきたことがわかりました。でも、反応無し。

 やっと▽▽君が、「うちのクラスのが決まって嬉しい。」と言ってくれました。でも、こちらが心配した文句はありませんでした。「昨日ちゃんと考えてきたのに。」と、◎◎君ともども拍子抜け。

 みんなで相談したことが軽んじられたんだから、おかしいとか文句があって当然なんだよ、と話したのですが、どのくらいわかってくれたか・・・

 この他に、赤のシンボルマークには、□□さんの作品が採用されました。
 嬉しいことです。

 でも、今回も同じこの名前ばかり・・・
 いつになったらもっと沢山の子の名前が出てくるのやら。



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