第16号  1996,07,08(月) 東京のある小学校 5年1組

「和の輪」インターネットバージョン


クラスの目当てが決まりました

 ○○、△△両君の司会で進められた、土曜日の学級会で話し合われた結果、次のようになりました。

 1.友達のことを考え、みんなのいいところを探せるクラスにしよう。
 2.間違いをおそれず、ハキハキ発言しよう。
 3.けじめをつけるクラスにしよう。

 ここにたどり着くまでに、次のような意見が出されました。

・みんな仲良くしよう
・必ず、友達のいいところを見つけよう
・みんなで協力しあって、助け合えるクラスにしよう
・間違いをおそれずハキハキ発言しよう
・けじめをつけるクラスにしよう
・間違いはクラスの宝にしよう
・みんなで一つのことをやり遂げるクラスにしよう
・給食を残さないで食べよう
・まじめなクラスにしよう
・忘れ物をなくそう



《話し合いの経過》

 みんな仲良くしよう、というのが論点の的になりました。
 それは当たり前のことだから外そうという子達と、当たり前でも大事なことだから是非入れたいという子達で分かれました。

 そこで、◎◎君から、表現を5年生にふさわしいものにすればいいのではないかという意見が出されて、多くの賛同を得ました。
 また、友達のいいところを見つけようも、結局は同じことだから、一緒にしてはどうかという意見も出されて、1のような文にまとめられました。
 あとは多数決で決まりました。

 でも、残念ながら今回取り上げられなかった意見は、すべて、その通りというものばかりです。
 クラスのこと、友達のこと、みんなよく考えてくれていると嬉しくなりました。

 また、この話し合いの中で、☆☆君の、
「当たり前のことは努力するようにすればいい。目当てにするのだから、少し難しいものの方がいい。」
という意見には、感心させられました。

 常日頃、幼い子どもたちだなあと思っていましたが、確実に成長している様子を垣間見たような気がします。

 他にも、沢山の発言があって、いい学級会でした。

 ただ、惜しむらくは、この話し合いに全く参加せず、手紙のやりとりなどしている女子が何人か見られたのが残念でした。

 見つからなければ、何をしてもいいという考えと同じ根を持つ行為だと思います。自覚がでて、自分で律するようになってくれるといいのですが。



水泳の検定

 先日、水泳の検定がありました。
 新しい級と、新しい印を持ち帰ったと思います。
 今年から、次に進級すると、その印は、古いものと交換という形になりますので、捨てずにつけておいて下さい。




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