第18号  1996,09,03(火) 東京のある小学校 5年1組

「和の輪」インターネットバージョン


2学期スタート

 さあ、2学期スタートです。一人一人の更なる成長を願ってやみません。
 長い夏休みも終わりました。
 どんな毎日を送っただろうか。実りあるものにできただろうか。
 何か一つ、これと言えるものがあれば、それはきっといい休みだったにちがいないのだけれど、そんな子がどのくらいいるのだろうか。

そんなことを考えながら、学校に来ました。

 そして、久しぶりの子どもたちに、第一声はどんなものにしようか、と考えながら、教室で子どもたちを待ちました。

 来ました、来ました。
 チャイムが鳴る前に教室に入って来た二人組。ところが、こちらが声をかける前に、人を見るなり
「やー本ちゃん。相変わらず太ってるねえ。」
「普通は、夏はやせるのにねえ。」
                  ですと・・・・・



夏休みをふりかえって

 始業式のあと、
『夏休みを終えて』ということで、この休みを振り返りました。
 始業式の時の様子といい、この時といい、
「なんだか、みんなちっとも変わらないねえ。40日以上も日にちがあったから、少しは変わってると思ったのに。なんだか、1学期の続きをやってるみたい。」

 でも、みんな元気に登校してきているから、良しとするか、そう思って、次に、クラスの組織決めをしました。


 そこで、変化が見えました。女子に立候補者がでたのです。
 何とも喜ばしい限りです。紹介しましょう。

    計画委員:○○君
    代表委員:○△さん △○君
    学級委員:○□さん □○君

 ※○△さんと□○君は、こうして名前がでるのは初めてです。

 できるできないでなく、《やる気が一番》ということ、これからも浸透させたいです。
 そのご褒美というわけでもないですが、班作りを任せてもいいよ、と話しました。
 ただし、といくつか条件を出しましたが、それらがクリアされれば、すべてお任せです。
 結果は、今日の話し合いで決まります。



2学期の目標

 明日は、自分の目標を決めます。
 この長い2学期、どんなことを努力目標に据えるのか、それでもまた、成長ぶりが伺えると、楽しみにしています。

 ちなみに、クラスの目標は、
 @間違いをおそれず、ハキハキ発言しよう
 A友達のことを考えられ、そのいいところを探せるクラスにしよう
 Bけじめをつけるクラスにしよう
というものです。

 (ところで、これを清書してくれるはずの人、どこへいったのかなあ。)








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