体育でソフトボールが終わりました
○○君チームと、△△君チームに分かれての試合でした。
1学期は天候に恵まれず、あまり外で試合ができませんでしたので、2学期に持ち越す形で決着をつけました。
1学期は○○チームの勝ち。2学期は△△チームの勝ち。いい勝負でした。私は、中学から、学校を終えても地域のチームに属してやっていたくらいソフトボールが大好きでしたから、子どもたちの試合を見ながら一緒にやりたくて、ウズウズしていました。が、年を考えておとなしく見学です。
初めは、なかなかうまく行かなかった子どもたちも、終わる頃には結構うまくなりました。
サッカー少年のはずの◇◇君が2打席連続のホームランを打ったり、嫌いだ嫌いだと言っていた◇○君や○◇さんがヒットで塁にでたり、△◇君が横っ飛びでボールを押さえたり、真っ正面に飛んできたライナーを思わず右手でたたき落とした◇△さんなど、随所に好プレーが見られました。
でも、何より素晴らしかったのは、チームプレー。
誰かがピッチャーをやりたいと言えば、すぐに交代してやらせてあげるし、エラーしても、走塁ミスしても、決して嫌みを言ったり怒鳴ったりすることなく、大きな声で励ましてあげるし、わからなければきちんと教えてあげるし・・・
この年代の子達って勝ちにこだわりすぎて、楽しいはずのものもつまらなくなってしまうのですが、どこからこんな優しさがでてくるのだろうと、改めて感慨深いものがありました。
でも、すんなりこうなったようでもなさそうです。
「けんか」と「がまん」 ○○チーム ○○
ぼくは、ソフトボールのキャプテンなので、とても責任があると思いました。最初は練習だけだったけど、みんなはとても協力的で、うれしかったです。
でも、いいことだけではありませんでした。試合になったとき、なんと「けんか」というものがありました。口で嫌なことを言い合いをするということです。ぼくはそのとき、やばいと思いました。ぼくは、急いで止めにかかりました。でも、すぐには止められませんでした。
時がたち、また試合をすることになって、ぜったいけんかをおこさせないと、ぼくは心にちかいました。けんかをしないで勝つと、「気合い」を入れました。結果は勝ちました。それにけんかもありませんでした。次の試合も勝ちました。ぼくは、心の中で「やったー」と思いました。
でも、ぼくは、相手のチームの人がとてもかわいそうに思えました。暗い感じもしました。だから、相手のチームの人に文句を言われたときも許しました。それに、ぼくもきっと文句を言うと思ったからです。だから、ぼくは、絶対におこらないようにしようと思いました。それで、ぼくは、「がまん」ということを覚えました。
ソフトボールでいろいろなことがわかって、本当に良かったです。○ ○ ○ ○ ○ ○
キャプテンのこういう考えが、きっとみんなに浸透したのでしょうね。楽しかったと感想を言う子が多くて、本当に嬉しかったです。
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全員の感想文を印刷して束ねました。今、学習で使っていますが、どうぞ一読して下さい。
ピカピカ光る文章が、あちこちにちりばめられています。