第21号  1996,10,05(土) 東京のある小学校 5年1組

「和の輪」インターネットバージョン


お元気ですか?

 10月になったとたんに涼しく過ごしやすくなり、やっとほっとしていましたら、体調を崩す子が増えてきています。夏ばてが、今頃やってきたのでしょうか。発熱や体のだるさ、食欲不振など、風邪に似た症状を示しています。
 先日は、今の時期としては珍しいことに、1年生が学級閉鎖になってしまいました。5年生とて油断はできません。入れ替わりに欠席者が続いているのですから。
 具合が悪いときには無理をせず、十分な休養をとって、長引かないように気をつけましょう。



お知らせ

○○さんの住所が、当分の間、下のように変わります。○○さんにいつになったらみんなに知らせてくれるの?と催促されながらやっとのお知らせです。

 (ここに住所、電話の記載あり)

 なお、△△さんは、本来の住所
 (ここに住所、電話の記載あり)に戻りました。

 いずれも、連絡網の方の訂正をお願いします。



教室の中から・・・

<その1>
「先生、謝りに行ったんだけど、無視されちゃって、どうしよう。」
 「今、怒ってるみたいだから、もう少ししてから、もう一度行ってみたら?」
しばらく後
「先生、ちゃんと謝ったら、もういいって、許してくれた。」
・・・・・・・・・何気なく言った言葉が友だちを傷つけたと知って。

<その2>
  「どうせ、俺はだめなやつ。」
「そんなことないよ。人にはいいとこが必ずあるんだから。」
「そうだよ。それが個性っていうんだよ。」
「自分をそんな風に悪く言っちゃいけないんだよ。」
・・・・・・・・・友だちの言葉に傷つけられた子に対して。

<その3>
「みんな僕の責任です。」
「ちがうよ。一人だけじゃなくてみんなの責任だよ。」
「いや、僕が一番責任がある。」
  「じゃあ、その責任をどうやってとるの?」
「何をされてもいいです。」
  「まず、自分でどうやって責任をとるのか考えて答えなさい。」
「1週間、20分休みの遊びをやめます。」
・・・・・・・・・休み時間に遊びのルールを破って。


 少しずつ少しずつではありますが、着実に階段を上っているようです。
 それは、最近の子どもたちの発行する学級新聞にも現れています。子どものナマの様子が分かるので、私は大好きです。是非、見てあげてください。



花は無理しなくていいよ

「お母さんたらね。花がないからって花泥棒しちゃったんだよ。」
すみませんでしたねえ。突然花を持って来いなんて言ったものですから、苦労なさったようで。月曜日にも花粉の学習で花を使いますが、なければ結構ですから。無理しないでください。




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