第23号  1996,10,24(木) 東京のある小学校 5年1組

「和の輪」インターネットバージョン


学習発表会相談も白熱・・・

 学年便りでもお知らせしたように、学習発表会へ向けての準備が着々と進んでいます。
 今回は、連合音楽会の曲をそのまま、ということで、楽しみにしておられた方も多かったと思いますが、急遽、子どもたちの手作りにということになりました。
 また、子どもたちの練習の様子も公開しておりますので、学年便りをご覧ください。
(インターネット版註:音楽担当の先生が事情でお休みに入られたためです。)

 さて、今回の子どもたちの役割分担。
 G委員(学校委員)は○○君と○△さん。○△さんは、スポーツ大会に次いで2回目。自らの希望です。○○君は、話し合いの結果でしたが、一生懸命頑張ってくれています。
 学年委員は、△△さんと△□君が希望してくれました。□△君と□○さんは話し合いの結果ですが、こちらも頑張っています。
 火曜日は、仕事があって、都合のつく人は放課後残って手伝ってくださいと呼びかけたところ、□□さんと○□君が 頑張ってくれました。
 こうして、少しずつですが、進んで行動してくれる子が見られるようになって、やっと動き出した5年1組です。
 そうそう、ピアノの伴奏にも▽▽さんたちが名乗りを上げてくれました。  先のことですが、展覧会の企画委員にも、早速◇◇君が立候補してくれて、決まりました。学校委員の○◇君も、立候補です。嬉しいかぎりです。



先生、大いに怒る!

「黙々と働いている人を、何もしないでじっと見ている気持ちはどんなもの?」
 体育の時のこと。最近の体育係は、事前に必ず、「今日は何を用意したらいいですか?」と聞きに来て、時間になると、黙々と準備してくれます。特に、今は、ハードルをしていますから準備が大変。それをたったの4人でやるのですから、準備体操やマラソンには、手が回りません。でも、他の子どもたちは、感心なことに、誰かが声をかけて自分たちでしています。そこまではいいのですが、マラソンが終わると、もう何もしなかったのです。ちょっと目を体育係に向ければ、一生懸命にハードルを運んでいるのが見えるはずなのに。何時誰が気がつくかとしばらく待っていましたが、結局ダメ。それで当初の嫌みとも思える言葉になったわけです。

ついでにまた一言。
「自分が遊んでいる分、他の人が仕事をしてくれているんだよね。」
掃除の時のこと。「○○が掃除中に遊んでいる。」という訴えが増えてきて、といって、訴えてきた子がいつもよくやっている子かというと、そういうわけでもなく、たまたま自分がやっているときに遊んでいる子が目に付くと腹が立つようで。でも、とにかく掃除中に遊んでいるのはよくないので、当初の言葉になったわけです。

そしてまた、ついでに一言。
「その一言が多い。人にそういう嫌みを言う子は、自分が人に言われたときに先生は助けてあげない。」
 学習時に、せっかく発表した子に対して「○○にそんなことができるなんてなあ。」と、馬鹿にしたような言い方をした子に対して。

「あー、また言ってる。」と思いながら止むことを知らない小言・・・
 言っていると、気分がめいってくるのがわかる
 聞いている子たちの表情が、白けてくるのがわかる
 「そうなんだよね。ほんの一部の子なのにね。」
 わかっているのに
 わかっているんだけどね
 また、小言が口をついてでる
 疲れてるのかなあ






戻る 

このページに関するご質問ご感想等はここまでどうぞ