第31号  1996,12,6(金) 東京のある小学校 5年1組

「和の輪」インターネットバージョン


面談、有り難う御座いました

 短い時間でしたが、初めてお話しする方も多く、子どもにとっては恐怖の面談ということですが、私にとっては、有意義なひとときでした。

 集団の中にいると、つい、大勢の中の一人、という捉え方をしてしまうのですが、こうして、お一人お一人と話をしますと、紛れもなく、たった一人の子どもなのだという感を強くします。

 大事な一人一人をいかに生かしていくか、私の方の課題になります。 何かありましたら、ご連絡下さい。また、ついでの折にでも、一声かけて下さい。なお、欠席、見学等の連絡をノートで下さると、私の方のついでに一言書かせていただくこともありますので、よろしければそのような方法もご利用下さい。

面談で、多くの子が、毎日楽しく登校しているとのこと、嬉しく思いました。 ただ、何人かの方から、「先生に対して失礼なことを・・・」というご心配をいただきましたが、大部分の子は、授業中との使い分けができていますので、休み時間は友だち感覚でいいかなと考えて、好きにさせています。



連合音楽会、素晴らしかったです

 学習発表会の20分を7分に縮めて発表しました。歌を徹底的に練習して臨みましたが、子ども達、いやな顔一つせず頑張りました。おかげでとても好評でした。子ども達はほめられたのが嬉しかったようです。
 ただ、そのために音楽に大分時間をとられましたので、もう音楽は無しで他の勉強に振り替えています。焦らず焦らず、と思いながらもあと2週間というのが頭の中をクルクル回っています。

それなのに  もうすぐ6年生!!

 なんて気の早い話をしています。いや、既に、卒業のことまで話題に出ることがあります。その前に、いっぱいやっておかねばならないことがあるのに。
 最近の6年生を見ていると、しっとりと穏やかになってきて、低学年の世話もよくしていて、さすが、と思うことが幾度もあります。そんな6年生になれるのかしら、と一抹の不安と、勿論期待はあります。ですから、先日も、今のうちに6年生のやることをよく見ておきなさい、と話したりもしました。



でも、今は、そんな先のことよりも、目先のこと

 ご存じですか? 今、テスト週間なんです。テストの予定を張り出して、奮起を促していますが、笛ふけど踊らず状態です。
でも、これらのテストだけで成績はつけません。そうすると、テストの点さえ良ければ、という考えに陥りやすいからです。
 授業中の態度【話の聞き方や発表状況】や、提出物の内容【提出回数も含む】も、大きな割合を占めています。特に、提出物を出していない場合には、0点扱いですから、テストの点と成績がイコールでないと思われる場合は、そのあたりを子どもに確かめて下さい。



お習字の紙、用意してありますか?

 学年便りに書いてありますが、一人10枚程度準備しておいて下さい。
 筆も、あまりひどいようでしたら、新しいのに換えて下さい。




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