3学期スタート・・・子どもが変わった!?
「今年は、3ヶ月後には6年生になるんだよ。3学期は、5年生のまとめと6年生になる準備と、短い間に両方のことをやらなくちゃいけないから、大変だよ。そのためにも、この先どうなるのかという見通しを持つことや、何故こうしているのかということを考えて行動できるようになって欲しい。」
最初の日にこんな話をしました。でも、そんなことを話す前に、「おっ」と思うことがありました。始業式が終わって教室へ行くと、朝の会が行われていたのです。日直は未だ決まっていなかったので騒いでいるだろうなと思っていたのに、○○君と○○さんが、代表委員として最後の仕事をしていてくれました。
その翌日、各委員を決めましたが、初めて全員が立候補ということで、あっと言う間に次の子達に決まりました。計画委員 ○○さん(副委員長になりました)
代表委員 ○○君 ○○さん 学級委員 ○○君 ○○さん
今まで、なりてがいなくてじりじりしていたのが嘘のようです。それから、大事なこと。安心していろいろなことを任せられる安定感が感じられます。たった2週間程度の冬休みで、そんなに人間が変わるとは思えないのですが、確かに、どこか違うんです。
それが証拠に、ちょっとしたゴタゴタがあったときに、私がそちらにかかりっきりになっていても、代表委員や係りの子が何とかしてくれます。
細かく説明しなくても、適当にやっていて、という頼み方をしても大丈夫です。
とにかくとても頼りになるんです。
何が変わったのか????? やはり1つ年をとったということなのか??
明日の授業参観、そんな子ども達の様子に着目して見て下さい。
また、更に高い要求を出してみました。
「パキスタンの話を例にして。学校は義務教育ではないので、行かなくても良いが、大人になって文字が読める人は34%しかいない。が一方、教育の大事さを感じて子どもをしっかり教育を受けさせる人もいる。従って、大人になったときの生活レベルの差がとても大きい。が、学校に行かない人は、別の生活があるということを知る機会もないので、その日の生活が出来ることで満足している。
先生達はうるさく勉強しろというけど、みんなも自分が幸せだと思う人生ならいいという考えなら、それでもいいのじゃないかな。そういう風に、どんな人生にしたいかということを考えてみてもいいんじゃない?」人生を考えるなんて、何て気の早いことを、と思われるでしょうが、ぼちぼちそういう風に将来を見据えた話をしてもいいでしょう。
もっと簡単に言うと、将来何になりたいの?ということです。
かぜに注意
風邪がはやってきました。私は年末の風邪もすっかり治って元気になりましたが、学校全体で欠席者が増えています。 インフルエンザと診断された場合には、出席停止扱いとなりますので、その旨申し出て下さい。