第38号  1997,02,20(木) 東京のある小学校 5年1組

「和の輪」インターネットバージョン


ミシン特集最終回

 ミシン縫いが終わりました。作品を持ち帰らせましたが、ご覧いただけたでしょうか。
 私が覚悟していたほど大変ではなく、楽にできました。
 前もって家で練習した子もいたようで、見えないところで協力していただいていたのだなと、感謝します。

○家で練習したので楽にできた。今度は違う物を作りたい。
○すぐ糸が切れたが、思ったより難しくなかった。少し緊張した。
○うまく縫えなくて不格好だけど、先生を2、3回くらいしか呼ばずに作れた。糸の切れた回数も1回くらいでうまくいった。すごく満足。
○ハンカチでもこんなに可愛い作品ができました。また今度作ってみたいです。
○グループでやっていて、最初は縫えなかったけど、少しずつだんだんに縫えるようになった。
○とてもうまくできた。やり方もマスターした。
○始めはうまくいかなくて、「もーやだー」と思っていたけれど、できたときはとっても嬉しかったです。

 ということで、無事に終了です。雑巾以外の作品を作った子は、しばらく廊下に展示してあります。



作品展も終わりました

 子ども達は、6年生の作品と列車に圧倒されたようで、特に強く印象に残ったようです。
 ○○さんがそのことを作文に書いてくれましたので紹介します。(最近このように、宿題の作文の題もありきたりのものから脱却する子が増えて、授業のことについてとか、題材の範囲が広がってきました。)


   作品展のこと                   ○○ ○○

 私は作品展で一番良かったことは、自分たちで作ったSLです。
 なぜなら、クラスの個性がいかしてあって、工夫もしてあったし、学校生徒全員で作ったので、一番目立っていたし良かったと思います。
 私はSLを作る係りだったので、思いっきり工夫しようと思いました。でも、他の学年のもすごくうまく作ってあって、うちのクラスは負けそうでした。でも、お母さんは、「とても良くできてて、いい作品だったよ。」と言っていました。
 全体に工夫がこらしてあり、宇宙の仲間というテーマの通りにやっていて、S委員はすごいと思いました。
 作品を作るのも楽しかったし、他の人の作品を見るのもワクワクしたし、また、次の作品展もがんばって工夫してやりたいと思います。



「先生、どうしてマジックがあれしかないの?」

 2学期整理整頓係としてよくクラスの用品を整理していてくれた○○さんと○○さんの疑問。
 そう、もうそれは無惨な状態です。4月当初には箱いっぱいあったマジックはもう残すところ数えるほど。糊に至っては1本も無し。ハサミも散乱して半分以下。(形が残っても良さそうなのに影も形もない。燃えないものだからゴミ箱にも捨てていない・・・はず)
 先の保護者会で物がなくなると言いましたが、クラスの物はなおさらです。
 嘆かわしい状況はいっこうに改善されません。公共物を大事にする子はいないのカーと叫びたくなります。
 そんな中で、流しがつまると(平気で流しに物を捨てる子がいるのですぐにつまる)掃除してくれる○○君や(何度注意しても倒したままにする)牛乳瓶をきちんと並べてくれる○○君や○○さんが、一筋の光かな。




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