第39号  1997,02,27(木) 東京のある小学校 5年1組

「和の輪」インターネットバージョン


オッ、なかなかやるな

「6年生を送る会のことばは、うちのクラスが出したのに決まりました。」

という○○君の誇らしげ報告。
 来週に行われる6年生を送る会の件での、学年の話し合いの結果です。時間をかけてじっくり話し合ったかいがありました。
 代表の言葉には、○○君が選ばれました。

「1組のなかなかわかりやすくておもしろかったよ。」

 持久走の取り組み方をクラスごとに発表した後に、何人かの先生に言われました。発表者は、○○君、○○君、○○君、○○君、○○君、○○君の6人です。
 発表を誰がやるかを決めるとき、「サッカー部と野球部の中から誰かでてやってよ。」という私の言葉と、「女の子はか弱いんだから、男子やってよ。」という○○さんの言葉でこの6人に決まりました。
 休み時間にちょちょっと相談して、初めのお褒めの言葉をもらえるような見事なシナリオができあがりました。

 「言われなくても集まれたのはとてもいい。でも、未だ50点。あと何かが足りない。」学年合同体育で、私がこう全体に話したときに、「準備体操だ。」と気がついて、「僕たちがやる。」と進んで前にでてくれたのが、1組の体育係。

 目的意識を持って行動しよう。見通しを持って行動しよう。などと言い続けてきたことが、ここにきて身に付きつつあるのかなと嬉しくなることが、続きました。
 底力が着いてきたのかもしれない・・・嬉しいことです。

 でも、嬉しいことはこれだけではありません。

 前号で、一筋の光について書きましたが、今週は、三筋にも四筋にも光が増えてきました。
 黙って牛乳瓶を片付けてくれる子、休みの子の机をさっと移動させてくれる子、いっぱいになったゴミ箱を片付けてくれる子など、すぐに行動してくれる子が今週はとても多く目に付きました。
 でも、まだそうでない子の方が数的には多いのが残念です。昨日も、教室の後ろに放置されたままの図書室の本、全部で20冊近くにもなって目に余ったので、声をかけたのですが、名乗り出たのはほんの3冊分くらい。結局、○○君と○○君と○○君がよいしょと抱えて、図書室へ後始末に行ってくれました。
 一部の好意に甘えすぎているのが、現状です。

 もう一つとても残念なこと。
 この1週間、2年生が郵便局の学習で学校を巻き込んで手紙のやりとりをしました。「絶対にいたずらをしないでください。」という呼びかけもむなしく、いたずらの手紙があったことです。それも、うちのクラスの子の名前を使っていやらしい手紙を書いた子がいたのです。
 ほかのクラスの子が、わざわざうちのクラスの子の名前を使うとは考えにくいので、やった人がいたら名乗り出るように話したのですが、未だにありません。違っていればいいのですが、黙っていればわかりっこないと思っているとしたら、何とも悲しいことです。



明日と明後日、所用で休みます

 土曜日の持久走が見られないのがとても残念です。雨が降りますように・・と、職員室の非難を浴びながらも願っております。

 28日(金)1時間目:書写
       2時間目:国語(ワークテスト)
       3時間目:保健(プリント)
       4時間目:音楽
       5/6時間目:6年生を送る会の学年練習

3/1日(土)1/2時間目:図工
       3時間目:道徳(ビデオ)持久走準備
       4時間目:持久走大会
      この日、持久走大会の参加申込書をお忘れなく。

◎月曜日は時間割通りの授業です。クラブは発表会です。

連絡等ありましたら、月曜日にお願いします。




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