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自宅(0710)−(0801)新宿(0845)=練馬IC(0920)<関越道:上里SA(1010〜1025)>およそ250q=長野(おぎのや自由昼食1155〜1245)=(1400)鬼無里入り口(1415)バス(1425)=奥据花自然園(1425〜1540:本州最大級・雪解けに咲く約81万本の白い妖精・ミズバショウの群生地)(1555)=およそ25q=(1700)白馬八方温泉・白馬ロイヤルホテル
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<出発>
前回の旅行で、順さんが、ちらっと見れたミズバショウ、カタクリに大騒ぎをしていたので、偶然見つけた今回のコースに、すぐに飛びついた。まさにぴったり、両方が織り込まれている。
ただし、事前の調査では、カタクリはもうほぼ終わってしまっているとのことだが、ミズバショウはいいらしい。まあ、前回東北の桜のこともあるから、半分期待しながらの出発となった。
いつものように朝食を摂った後、都庁の集合場所へ。そこは、間違いじゃないよなと確認するほどいつになくガラガラ状態だった。そんなところへ到着したバスは、クラブツーリズムと書かれていた。
週末なので混雑が予想されたが、関越道は、入るときからそんなこともなくスムーズに進んだ。 |
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<昼食>
おぎのや 1155〜1245 昼食はオプションを頼まずに自由にした。というのも、ここには何度も来ていて様子がわかっていたからだ。軽食コーナーには、あらかじめ盛りつけられた料理がいくつも並んでいる。その中からお好みの物をとって会計するという方式だ。それぞれ好きな物をとって、2人で1400円也。オプションよりもかなり安く済んだ。 |
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<奥据花自然園>
1425〜1540 駐車場へ着くとすぐにシャトルバスに乗り換えた。今回は人が行列するのではなくバスが並んで待っていたので、すぐに乗ることができた。ということはあまり観光客が来ていないということ?途中、山桜や八重桜が、盛りは過ぎていたがまだまだきれいに咲いていた。空は真っ青、気分は爽快。
バスを下りて歩くこと15分で今池の入り口へ着いた。まだ雪が残っている道を注意しながら下っていくと、瓢箪池辺りに小さなミズバショウがちらほらと見えた。下りてすぐの辺りはまだ早いらしく、小さな芽が見られる程度だ。
更に進んでいくと少しずつ大きいのが見られるようになってきた。
ずっと下ってようやく木道のところへ来ると、周りには見頃を迎えたミズバショウがびっしりと咲いていた。これが見たかった世界なのだ、と興奮しながら、何度もシャッターを切った。木が邪魔だな、と思ったが、これも自然なのだから仕方ない。ただ、やはり人はそれほど多くはなかったので、自分のペースで歩いたり写真を撮ったりすることができた。
弁天山で休憩。といっても写真を撮るためなのだが、なかなかいい景色だったので三脚を使って記念撮影。
81万株あるということだが、それが一斉に咲くことはないようだ。今はこの辺りが見頃だが、この後は瓢箪池あたりがそうなるのだろう。
グルリと1周して上の道に出たら、もう15時15分。集合は50分だからとてもこうみ平までは行けそうにない。そこで引き返すことにした。
道々花を探しながら戻ったが、何も見つけることができなかった。代わりに休憩所のところで、モリアオガエルの卵をたくさん見つけた。白い大きな固まりがいくつも木にぶら下がるように付いている。本物を見るのは初めてだ。卵からかえった蛙は何処へ行くのかなあ。
時間に余裕があるように見えたが、結局駐車場へ戻ったのは時間ぎりぎりだった。それでも、まだ戻っていない人がいるようなので、近くに咲いていたニリンソウを楽しんだ。
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<白馬ロイヤルホテル>
1700 234号室
ホテルは白馬の駅からすぐのところにある。我々の部屋はツイン。洋室だった。
風呂は部屋を改造したような所で、面白かった。露天風呂からは外の景色がよく見えた。ただ、薄曇りなので、白馬は見えない。
夕食時に冷酒を飲んだが、300ml1200円という値段の高さにはビックリした。後悔。 |
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白馬八方温泉(0745)=(0800)とおみ平(0813)<ゴンドラ>(0823)アルプス平(360度の大展望)(0837)<ゴンドラ>とおみ平(0847)送迎バス(0850)白馬五竜(カタクリ群生地)(0910)送迎バス(0913)とおみ平(0930)=(1000)七倉ダム(1045)=限定許可タクシー=(1100)高瀬渓谷・高瀬ダム(信州最後の秘境:滝1120)およそ35q(1150)=(1212)七倉ダム(1227)=スイス村(1315〜1345)=安曇野ワイナリー(1420〜1450)=松本IC<中央道:中央道原(1537〜1550):談合坂(1700〜1715)>およそ265q(1828)新宿
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<朝>
何と雨。それもかなりの降り。長期天気予報ではこんなはずじゃなかったのに。何度空を見上げても状況に変わりなし。
雨の中の出発となった。 |
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<白馬五竜>
0800〜0930 八方尾根からも何度も目にした五竜岳だが、五竜と名の付くところに行きのは初めてなので期待していたのだが、こんなお天気では、さしもの360度のパノラマは期待できない。それでもツアーだから行く。
始めに「テレキャビン」というゴンドラに乗る。雲の中を通り抜けると何と青空が見えた。上は降っていないのかと思ったが、一時的なものだった。ガッカリ。
アルプス平は雪の中。一面真っ白。本当ならここにこの山が、という説明を上の空で聞いていた。当初は、ここでの時間が少ないと思ったが、やることもないので結局は早くに戻ってきてしまった。雪が解けて花のシーズンにもう一度来てみたい。
次にとおみ平からシャトルバスに乗って「カタクリ園」へ行く。 花自体はまだかなり残っていたが、雨が降っているので花は下を向いてしまっていた。そんな中から被写体になりそうなのを見つけて写してきたが、時折ひどく降る雨に気概をそがれた。
ザゼンソウやイチゲ(イチリンソウ)、すみれの花も少しだが咲いていた。 |
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<高瀬渓谷>
1000〜1230 まずは入り口に当たる七倉ダムの駐車場へ着く。ここからは契約タクシーしか入れないというので、しばらく待つことになった。ようやくタクシーに乗れたのは、10時45分。小さな土産物屋さんしかないので、雨の中で時間をつぶすのは退屈した。
ようやく乗ったタクシーで、運転手さんがいろいろと説明をしてくれた。あの黒部ダムよりも大きいとか、最近は土砂が流れてダムが危機状態になっているので平日はダンプカーが入って砂のかき出しをしているとか、そのせいで吊り橋が全く怖くなくなってしまったなどだ。
高瀬ダムに近ずくと、大きな岩が積み上げられた堰堤が見られた。黒部のようにコンクリートで造っているのとはちがって、ロックフィルダというのだそうだ。 11時から約1時間の時間がある。本来ならここで昼食となるはずだったが、雨なのでとりあえずは見学だけ。
説明にあった吊り橋はすぐ下に砂が見えて、そういう面でも怖さはなかったが、順さんにして250余りも歩数があるほど長い。しかも当たり前だが、吊り橋だから揺れる。
そこを通って歩きにくい砂地を行くとやがて大きな滝が見えてきた。今回はこれを見るために歩いてきた。高さもあるし水量も豊富でなかなか見事。だが、雨の中ではあまり鑑賞する気持ちにもなれず、すぐに引き返した。というより異常な順さんの疲れが気になった。
時折、雲の隙間からアルプスの山が見られた。濃い緑の湖とほどよいコントラストできれいだった。ここに青い空の色が加われば言うこと無しだったのだがなあ。 |
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<帰路>
帰りはいつものスイス村と、以前にも来たワイナリーに寄って帰ってきた。それほどひどい道路の混雑もなくて予定より早めに新宿に戻ってきた。 |
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