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北国のノスタルジーの誘われ さいはての津軽・下北をめぐる旅
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2005.9/23〜9/25 クラブツーリズムNo.29265 85,000円×2
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1.9月25日(日)
鯵ヶ沢温泉0800---0955龍飛崎【津軽海峡を一望】1040----1202斜陽館【太宰治の生家】1320金木駅1339--<津軽鉄道〜郷愁の津軽平野を車から〜>--1358五所川原駅1415---1500青森駅1605発【特急つがる94号・指定席】---1722着【乗継】八戸駅17:31発【新幹線はやて94号・グリーン車(9号車)】-----2036東京
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3−1 龍飛崎 0955〜1040 |
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龍飛崎へ向かう途中、十三湖で休憩。名物のしじみ汁を食す。まあ、特に飛び上がるほどの物ではない、普通のしじみ汁。ちょうど湖を歩いている人がいたのを見ると、膝上くらいの深さであまり深くはないらしい。
そこから更に進んで龍飛崎に着いた。津軽海峡が一望できたが、昨日ほどの眺望がきかず北海道はうっすらと見える程度だった。灯台の周りにはセリ科のエゾニュウやナデシコ、ムラサキチゴリ(といって教えてくれたが、紫の可愛い花。本当の名かどうかわからない。)がたくさん咲いていた。あじさいも咲いていてこれには驚いた。
ここには、風力発電用の風車、青函トンネル本州側入り口、国道階段、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の歌碑がある。
風力発電用の風車は、ここの風の強さを利用するために作られたものだが、今現在全部は動かしていない。電力があまりすぎるからだろうか。壊れたのもそのままになっていた。今日はそれほどでもなかった、風の強さは相当な物らしい。特に冬のブリザードはすごくて、そのために積雪量はたいしたことがないのだそうだ。
国道階段は当時の役人のいい加減さから生まれた物らしいが、今ではきれいに整備されていて、観光名所の一つになっているのだから面白い。
歌碑の前では歌を聴きながら記念撮影をする人が多かったが、勿論我々もその仲間入り。何ということはないものだが、あるとそれなりに写真を撮らなければと思う人間が面白い。 |
3−2 斜陽館 1202〜1320 (昼食時間を含む) |
金木には始めてきた。勿論斜陽館も初めて。バスを降りると確かにテレビで見た建物がある。昼食をその隣ですませた後、自由見学になる。
中に入って驚いた。予想したよりも大きな家だったからだ。太宰の実家はかなりの資産家だとは知っていたが、更に説明を聞くと、それは相当な物のようだった。それに対して太宰は嫌悪感のような物を抱いて身を崩していったらしいが、もったいないことだと、俗人は思ってしまった。 |
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3−3 鈴虫列車 1339〜1415 |
金木駅から津軽鉄道に乗って五所川原駅をめざす。金木駅には、今売れっ子の香取慎吾が地元の子どもたちと描いた列車というのが置かれていたが、もう古びて錆がかなり出てきていたのと、絵というよりも落書きに近い物だったのでガッカリしてしまった。
「走れメロス」号はのどかな農村風景の中をのんびりと進んでいく。いつもは1両編成なのだが、今回は我々団体が乗るというので2両編成になっていた。それでもちゃんと鈴虫はいた。といっても出入口の所に普通の虫かごにいるだけで、しかも電車の音がすごいものだから、全く鳴き声を味わうなどということはできなかった。もっとも、こんな条件の時には鈴虫は鳴かない。 |
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3−4 帰路 |
帰りもグリーン車でゆっくり。今回は車両に入り込む人もいなかったので、飲み物のサービスは2回もあった。こんなにサービスがいいのか、これからも利用したいなと思ったグリーン車初体験だった。 |
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