夏の終わりのスキー場を尋ねる
  
  
  
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第二日目(八方池)
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9月23日(日)

 自宅(6:30)(7:20)新宿(7:50)=<中央道・(9:00)調布・(9:57)石川PA(10:15)・(10:55)談合坂・(11:30)河口湖分岐・(12:35)諏訪SA(12:50)・(13:15)豊科IC>=(14:00)青木湖通過(14:30)栂池高原着・ロープウェイ−(15:10)山頂着(15:23)散策−(15:40)分岐−(15:57)チェックポイント2着(16:00)−(16:42)ロープウェイ乗り場(16:50)−バス発(17:28)−(17:45)ホテル着

 昨日からの3連休だが、昨日はゆっくり休んで出かけるのは今日から。3連休なので相当混雑するだろうとの予想通り、出発から大渋滞に巻き込まれ、新宿から調布まで1時間、石川パーキングまでは約2時間もかかってしまった。やっと豊科インターに着いて中央道を降りたのは午後1時をまわっていた。昼食は初めからお弁当の予定。こうしたことを見越してのことかも知れない。そしてようやく目的の栂池高原に着いたのは2時半をまわっていた。殆どをここに来るために費やしてしまった。

 このコースは空中散歩というのが売り物になっているので、早速ロープウェイに乗る。紅葉にはまだ早いようだが、遠くに望む白馬三山が気持ちを高揚させる。更にゴンドラリフトに乗り継ぎ、3時10分に頂上へ到着。上での時間は1時間30分弱しかないので、とうてい自然園を全部をまわりきることは出来ない。が、我々は出来るだけ遠くまで、出来るだけ沢山の散策しようと決めた。

 目の前には湿地帯が広がる。その木道を足早に歩き始めると早速少し紅葉したナナカマドが目に入った。遠目に見ると日光に光ってきれいだったが、近づくと枯れ果てた感じの色でちょっとがっかり。ここは時期が合えば、水芭蕉やワタスゲが咲き乱れるところだが、今は特別に見るものは何もない。それでも、草紅葉とでも言うのだろうか、足下の草は枯れた黄色をして秋を感じさせた。先へ行けば、きっともっと秋があるに違いないと思って、木道を進む。所々に赤い色を見つけてはちょっとした喜びを感じて更に先へと進んだ。

 20分ほどでチェックポイントの1に着いた。添乗員さんにここまでといわれていた地点だ。が、まだ充分に満足できない我々は更に先へと進むことにした。

 只、ここからの道は、今までの平坦な木道と違って、結構上り下りの激しい厳しい道だった。とりあえず目指すはチェックポイントの2。足下は前日の雨でぬかるんでいるので歩きにくい。しかし、時間が余りないのでゆっくりするわけにも行かない。ただただ前を向いて、殆ど休むことなく歩き続け、やっとのこと、4時近くに目的の地点に着いた。

 そこで記念写真を撮るとすぐさま引き返すことにした。帰りは少し気持ち的にも時間的にも余裕が見てとれたので、やっと周りを見るゆとりが出来た。と、結構色づいたナナカマドや白樺の木が目に入ってきれいだった。写真を撮りながら、それでもやはり足早に戻って、何とか集合時刻の20分前、 5時20分に下りることが出来た。でも他の人たちは我々が下山したときにはほとんどそろっていて、バスは我々をsのセルとそう時間をおかず出発した。

 ホテルはそう遠くない場所にあり、5時50分にはもう部屋の中にいた。このホテルは、スキー客相手のホテルなのだろう、温泉地の旅館とは違ってどちらかというとペンションのような雰囲気のホテルだった。だいたい信州のこうした宿には食事はあまり期待したいないが、ここはまぁまぁだった。ワインも飲んだ。ただ宿の土産物屋はスキー客相手なので高かった。風呂も一回しか入らなかった。でも結構ゆったり出来た。明日のことを考えて早めに就寝。