2010年5月22日(土)
1-1 出発
ミステリーツアーは3度目。今回は7つのお楽しみ、というのがわかっているだけで、他は全くわからない。ただ、上野から新宿へバスが回ってくるので、東北方面ではないだろうと予想を立てた。多分、箱根か伊豆の修善寺辺りだろう。
集合は7時50分。バスが到着したのが早く、35分には受付が始まった。座席は前から2番目。満席だったので乗り降りが楽で良かった。前回は何台もバスが出ていたが、今回はこの1台のみのようだ。
全員の集合が早かったせいもあって、予定時刻より少し早目に出発。すぐにまずは一つ目のお楽しみの、軽めの朝食が配られた。おむすびと唐揚げだ。これを目当てに何も食べてこなかったので、早速頂く。
バスは東名からやがて小田原を抜け箱根新道へ入った。やはり箱根のようだ。
1-4 大涌谷(1023~1130)
次はお馴染みの大涌谷。前回来たときには雪が残っていたが、今日はよい天気で、富士山もうっすらではあるが頂上までよく見えた。
今回ももいつものように黒たまごを作っている所まで上って行った。相変わらず外国の観光客が多い。その人達も食べている黒たまごを我が家も購入。特別に美味しいとは思わないのだけれど、ここへ来ると食べるものだと思い込んでいる節があって、必ず購入する。5個で500円也。早速殻をむいて口にしようとした所、あろう事か、noriがその卵を「おむずびころりん」ならぬ「黒たまごころりん」してしまった。仕方ないので改めて新しい卵を食べた。
今日は卵を取り出す所が見られないのかなあ、と話していると、その作業がまもなく始まった。
かなり熱いだろうに慣れたもので、手作業で行っている。一歩間違えば大変なことになるだろうに、と外野席の者が余計な心配をしながら眺めていた。その卵は、ケーブルを使って下の店まで送られる。
今日は白煙がくっきりと見えた。最近は、いつ来ても天気が悪かったので、久しぶりだ。
バスの所へ戻ったが、まだ時間があったので、しばらく富士山を眺めていた。
それから次の所へ向かったが、途中、ツツジがとても綺麗に咲いていた。
1-5 秩父宮記念公園(1209~1315)
御殿場の方へ向かってどんどんバスは進んでいった。まさか、アウトレットはないよね、などと話していると、その途中にある秩父宮記念公園で下車。
ここは、秩父宮邸だった所で、跡継ぎがなかったので、そっくり町へ寄付されたのだそうだ。
広々とした庭園で、よく手入れがなされていた。が、寄付されても却って維持が大変で困るのではないだろうかと思った。
園内は、シャガ、クリスマスローズ、けし、キエビネなど様々な花が咲いていて楽しめた。
そんな中に住居として使用した古い家屋がある。茅葺きのいろりなどがある昔の日本の家だ。その前に秩父宮の像がある。富士山の方を向いた登山姿だが、実際にはここでは病気療養中でただただ眺めるだけで終わってしまった。
1-7 柿田川湧水群(1445~1545)
バスが動き出すと、またまたおやつが配られた。今度は甘夏のゼリー。よく食べる。
それで着いたところは柿田川湧水群。わき水が川を作って流れている。
最初に第一展望台へ行った。
本当に綺麗だった。水の底まで見えるのは当然として、その底に咲いている花まで見えた。また、丁度カワセミがいて、餌をとっているのに遭遇した。小さくてなかなかカメラに納めるのは難しかったが、2人してチャレンジした。それから水が湧き出しているところを見た。?
次に第二展望台へ行った。ここはイエローストーンのようだった。又は、マヤのセノーテのようだ。ここも綺麗と言うほかに言葉が見つからない。
それらを堪能してから、そのわき水が樋を伝って流れてくるところがあったので、ペットボトルに汲んだ。大きなタンクのような物を持ってきて汲んでいる人もいた。それから、その水で作っているという豆腐を食べた。わさび醤油がよく合っていた。