平成23年5月27日(金)
新札幌(0823) 北海道百年記念塔()散策() 新札幌着(1223)昼食()新札幌発(1318)新千歳空港着 (1346)
札幌(千歳)空港発(1456) 東京(羽田)空港着(1616)
4-2 北海道百年記念塔
新札幌発 JRバス(0823) 野幌森林公園着(0830)
junの膝が思わしくないので、いつものような早足では歩けないことを考慮して早めにホテルを出ることにした。バスも予定していのよりも1本はやめた。
荷物はJR近くのコインロッカーへ。今度のはスイカでピッというものだった。3回ともやり方が違っていた。年寄りにはますます使いにくくなっている。
バス停には通学の高校生が大勢並んでいた。大学も含めて沢山の学校へ向かうバスがここからは出ているようだ。そんな様子を眺めているうちにようやく我々の乗るバスが来た。こちらは前の人のを見習ってきちんと並んでいたのだが、その列が動き出す前に、突然数人が現れてバスに乗ってしまった。先頭の人も何も言わないから、これがいつもの光景なのか。以前来たときには札幌の人はゆったりしていて席を譲ってくれたり大らかな人柄を感じていたのだが、今回は、前もよく見ずに走る人も多く見かけたり今回のように横入りを平気でしたりと、少しずつ都会の殺伐さが広がっているようだ。
さて、記念塔にはすぐに着いた。
以前からこの塔を見ると札幌に来た、という思いのあった塔だ。
森林公園という名の通り、広い敷地に中に立っている。この塔の周りは芝などでよく手入れされているようで、この日も作業に入っていた。
塔は9時になると展望台まで上れるというので、少し周りをウロウロして写真を撮っていた。
この塔は、1968(昭和43)年の北海道開道百年を記念して建てられた(完成はその2年後)。全高100mというのは百年に因んだもの。塔の1階入口に掲げられた「建立記」によれば、「かつて原始の密林を伐り拓き、厳しい風雪に耐え抜いて、本道発展の基礎を築いた多くの先人の・・・偉業を長く後世に顕彰し、慰霊の誠を捧げるとともに輝く未来を創造する決意の表徴として」建てられたそうだ。
さて、9時になって係の人が来て、入り口を開けてくれたが、エレベーターは一般の人には開放していないので階段で上ってください、ということで、非常にガッカリした。といっても展望台までは23,5m。一応8階ということになっている。しかし、ここまで来たら仕方がないので、ゆっくりと上ることにした。螺旋状の階段は、それでも手すりが付いていたので膝の痛いjunには助かった。
途中から格子が着いて外が見られるようになっているので、そこで休み休み外を見ながら上へ行った。ようやく着いた所はガラス張りになっていて視界が広がって見える。といっても360度見えるわけではない。階段が二つ付いているのでそちらは壁になっている。階段のない部分だけが見える所だ。つまり東西南北の(多分)東西の方向だけが見られる。
西の方には札幌の街が広がり、東の方には森が広がっていた。
下りはもう一つの方の階段を下りたが、どちらがどうという変わりはなかった。
4-3 散策 (0920~1050)
記念館入り口発 JRバス(1106) 新札幌着(1223)
そこから少し行った先に遊歩道がある。というよりここにはいくつもの散策路がもうけられ、実際そこで早歩きをしている人たちを何人も見かけた。なかなかの環境でうらやましい。
我が家が歩いたのは、スキー歩きのコース。
林に挟まれた3m幅くらいのゆったりとした道だ。かなり踏みしめられた感じなので結構な人が来ているらしい。が、この日はほんの数人しか見かけなかった。そんな静かな木々の中を森林浴をしながらゆっくりと歩いた。時折その間を流れてくる風が心地よかった。 noriは木の説明を読みながらそれらの写真を撮り、junはスミレやエンレイソウ、二輪草など、主に花の写真を撮りながら歩いた。白いエンレイソウは、ミヤマエンレイソウらしい。他にも名の知れないのがあったので、とりあえず撮しておいた。
平坦な道を少し下っていくと人工池があった。開拓時代に作った物のようで、記念碑もあったが、今は東屋などもあり憩いの場になっている。
そこから更にどんどん下っていくと、またもや蛇に遭遇した。今度のは1mもあろうかと思えるほど結構長くて、蛇だーと叫んで写真どころではなかった。
それから、柵が見えた。何だろうと思っていると、そこが「開拓の村」だった。ここも何度か来たことがある。前回ここの古い家に座って休んでいるときに、駆け寄ってきた子供がjunを見て「あっ、人間だ」と叫んだのが忘れられない。
そんなことを思いながら山道を歩いてようやく車の通りに出た。
本当ならそこにある「開拓記念館」にも行くつもりだったのだが、今回はよく歩いたので止めにして札幌に戻ることにした。
バスもちょうど良い時間にくる。
4-5 千歳空港へ
新札幌発(1214)千歳空港着(1242)
コインロッカーから荷物を受け取って電車に乗った。隣には座れなかったが通路を挟んで隣合わせの席には座れた。
noriは疲れが出たのかよく寝ていた。junの膝はじっとしていれば何ともない。
4-6 千歳空港にて
すぐにいつものラウンジへ行こうとしたが、その通り道のところが土産物店のブースになっていたので、またまた物色。また買い込んでしまった。それからラウンジへ。
これも場所が変わっていた。
飛行場が見える窓際の席を占めて、サービスの飲み物を頂いて少し休息した。