1.2012年5月28日(月)1/1 ①ブルガリアへの旅立ち
浅草橋発(0719)<アクセス特急>成田着(0832)受付(0910)KALラウンジ(0955~)ユナイテッドラウンジ(1038~)搭乗(1130)<SU263 31HK)離陸(1919)・・ロシア時間 -5時間・・着陸(1700)ラウンジ(1805~1910)搭乗(1948)<SU3560 17AB)離陸(2030)・・ブルガリア時間 -1時間・・着陸(2151)バス発(2245)ホテル着(2308)就寝(2420)
1-1 成田へ
浅草橋発(0719)<アクセス特急>成田着(0832)
いつものことだが、旅行に出かける前にはツアーの添乗員から電話がかかってくる。今回いつも留守の時になってしまったので、こちらから会社へ電話をすると、3日前にもかかわらずもう出社しないという。今なら在宅なのだが、というと改めて添乗員から連絡が来た。
いくつか質問をして電話を終えたが、いつもなら集合時刻や持ち物、現地情報などの諸注意がなされるのだが、そういうことは一切無く質問にだけ答えて終わってしまった。
なんか変だね、と話したのだが、それでも出発の日は来た。
今回の参加者は24人。うち夫婦は2組しかないとのこと。ということは1人参加者が多いということか、これもあまり歓迎しない組み合わせだ。
何時もの初電ではなく、何本目かの浅草橋停車のアクセス特急で成田空港に向かう。浅草橋から座れた。座ってふと車内広告を見ると、明治ブルガリアヨーグルトの宣伝。久しく見ない感じもするが、見上げた先がこの宣伝で、奇遇を感じる。
1-2 成田にて
受付(0910)
成田へ着くとすぐに宅配の会社を覗いた。既にスーツケースは運び出されるようにカートに積み上げられていた。今回は宅配のサービスと共に、そこから受付カウンターまで運ぶのもやってくれる。まだカウンターには誰もいないので少し待っていると、その荷物が運ばれていったので、ようやくカウンターに人が来たことが分かった。
荷物の確認をしてからGカウンターで受付をすませ、アエロフロートのカウンターへ。あらかじめ席は決まっていたようで中央席だったようだが、窓際に変えてもらった。今回は2-4-2の座席なので、そうしてもらった。
再集合がないというので、すぐに手荷物検査場から出国審査へ。北ウイングは自動化の機械が設置されておらず、窓口で手続きをする。あまり自動化を進める気はないのかと話す。
1-3 アエロフロート・ロシア航空機内
搭乗(1130)<SU263 31HK)離陸(1219)飲み物サービス(1320)食事(1400)・・ロシア時間 -5時間(0900)・・アイスクリーム(1250)飲み物サービス(1500)食事(1530)着陸(1700)
かつてはあまり評判がよくなかったアエロフロートだが、最近の口コミを読むとあながちそうではない。
席に着いていると、体格の立派なロシア人がたくさん乗り込んできた。日本ではちょうどレスリングの世界選手権とバレーボールのアジア選手権が行われていたので、もしかしたらその選手かもしれない。ちょうどそのど真ん中に我々は入ってしまったようだ。
バレーボールの選手では無いかと思ったのは、荷物入れの辺りまで目があるからだ。背伸びしないで中を見て楽に荷物の出し入れをしている。こういう選手と戦うのだからなかなか日本は勝ち目が無いなと思ったりもした。
レスリングと思ったのは、マッチョな体格の人たちで、これはバレーボール向きでは無いと思ったからだ。
周りに日本人は殆ど見かけられなかった。いつもなら近くにいるツアーの人たちもいない。席を変わってもらったせいかもしれない。
12時5分に動き出す。12時5分発の便だから、これが正解なのか。
日本人乗務員はいない。それでも片言だが、日本語のアナウンスが入る。話しているのはロシア人のアテンダントだと思う。内容的には分かるので問題は無い、むしろ有り難いサービスだ。
12時19分に離陸し、13時20分には飲み物のサービスが始まる。ワインだけは無料で飲めるので、赤ワインにする。ほかのアルコールは有料。持ち込みも禁止されている。他にオレンジシュースももらう。他の航空会社にあるスナック類はなく、お手拭きのみ。
椅子のリクライニングはほとんど倒れない。寝るのにはやや窮屈な気もするが、前の人が倒れてこないのは逆によい。
映画などのエンターテイメントは、ロシア語と英語ばかりなので見る気にもならず、ゲームをしたり本を読んだりして過ごした。
14時に食事サービス。チキンか魚だったので一つずつ。チキンはドリア風。魚は煮物風で日本的。と言って煮魚ではない。他に恒例の固いお寿司、サラダ、オレンジケーキ、パン。
ここでロシア時間にする。-5時間。つまり食事の時間はロシア時間で午前9時ということになる。以後このロシア時間とする。
なかなか飲み物の配給サービスがないので、自主的にもらいに行く。が、アテンダントは不機嫌そうだった。
12時50分アイスクリームのサービス。明治製菓の抹茶アイスかバニラ。これも一つずつにした。その後はしばらく寝る。
14時40分には点灯され、15時に飲み物サービス。もうすぐ降りるのでリンゴジュースにする。
その30分後には食事。チキンか魚のはずが、チキンは品切れだったので、仕方なく二人とも魚にする。他に、ポテトサラダ、アナゴの揚げ他のとクラゲの和え物、エビの入ったパスタなどが添えてあった。
ようやく17時に着陸。Dターミナルの20番に付いた。
座席を変えてもらった影響か、集合場所へ行くのが最後になってしまった。ここで初めてメンバーと顔を合わせる。圧倒的に女性が多い。男性は4名だった。
1-4 モスクワ空港
搭発券(1747)ラウンジ(1805~1910)
まずここで新しくチケットを手に入れなければならない。カウンターを探しながら(と言っても添乗員がそうしていたので、我々は黙って付いていくだけだが)、長い通路を歩いて行く。
見違えるほど綺麗になっていた。というより明るい。
少し人だかりがしているところが発券カウンターだった。表示がないので、少し行きすぎてしまってから、係員に聞いて分かった。ところがその係員、仕切りを外してここから入れというようなことをしてくれたので、並んでいたグループの前に入るようになった。申し訳ないと思いながら、一人ずつパスポートを見せて発券してもらった。
その少し先でパスポートチェック。入国するわけではないので、割合簡単に通ることが出来た。それから、手荷物検査。何事もなくスムーズに通過。
それから長い通路をFターミナル目指して歩いていく。ただ、上にも足下にも分かりやすい表示がしてあるので迷わずに行くことができる。
途中でラウンジを見つけたが、それは帰りに寄ることにして、今回の搭乗ゲートに近い方のラウンジへ行くことにした。
搭乗ゲートは44番。まずその場所を確認する。そこで解散となったので、すぐその前の階段を上がってラウンジへ行った。
中に入ってみると、以前アエロフロートのビジネスクラスを使ったときに利用したラウンジがきれいに改造されたところのような気がした。少しは広くなっているようだ。しかも明るい。ただ、人はいないのだが、空のコップや食器が置かれたままのテーブルが多くて席を決めるまでうろうろした。やはりロシアだ。
ここでも飲み物やスナックなど適当につまんで過ごす。noriはビールを3本も飲んだ。おまけにパンを3個もゲット。
1-5 ブルガリア航空機内
搭乗(1948)<SU3560 17AB)離陸(2030)食事(2130)・・ブルガリア時間 -1時間(2030)・・着陸(2151)
チケットに書かれた搭乗時刻になったのでゲートに行ってみたが、まだ長い列が出来ているだけで、係員の姿は見えなかった。仕方ないので、noriは階段に座って待つことにした。
これが以前のモスクワ空港での待ち方だった。
このFターミナルが昔からのターミナルで、相変わらず洗練されていないまま残されていた。ただお店は以前とは全く違っていたし、照明も格段に多くなった。僅かだが座るところも出来ていた。
ようやく19時48分に搭乗できた。
3-3の窓際、17ABの席。今度はグループの人と同じ場所だ。通路側に座ったのもそうだったので少しホッとした。
これはブルガリアン航空との共同運航便で、ブルガリアの機体を使っているのだそうだ。中はかなり寒かったが、毛布等の用意はないので、予め用意してきた自前の毛布を膝に掛けた。
20時14分に動きだし、20時30分に離陸。19時55分発の予定だから、一寸遅れ気味だ。
21時30分に食事。何しろ二人で配っているので、自分の所まで来るのに時間がかかった。内容は軽食ということでサンドイッチのみ。ただ固くていまいち。しかし、赤ワインはしっかりいただいた。カオールワインににたような味だと思った。
ここでブルガリア時間にする。-1時間なので20時30分となる。この後はブルガリア時間表記となる。
21時51分、ソフィア空港に着陸。21時55分着の予定通りだ。
バスで移動となった。junがnoriの写真を取り損なってうろうろしているとバスのドアが閉まりかけたので、慌てて乗り混むというお粗末な一幕もあった。
1-6 ソフィア空港
バス発(2245)
ずは入国審査。これが一人一人時間がかかるので長く待たされてる。質問とかあるわけではなく、作業がのんびりとしか思えない進み方だ。隣のユーロ圏の窓口はさっさと進んでいく。そのうち、日本人同士で、並べ、いや係員にここへ来いと言われたということで争いが起こる。皆、待たされていらいらしている。
22時25分ようやくターンテーブルで荷物を受け取る。我が家は一番にたどり着いたので、でてきた荷物をピックアップした。つまり荷物の方が先にでてきていた。殆ど荷物を取り終えた頃に他の人がぞろぞろとやってきた。
ここで先年イスラエルへ行ったときにご一緒したご夫婦と出会う。つまりはこの夫婦と我が家の夫婦が二組というわけだ。
そこからポーターがいないので、自分たちで荷物をバスのところまで運ぶ。大きなバスなのでよかった。
22時45分にバス発。
現地スルーガイドは、コシさん。ドライバーさんは、アッセンさんと紹介された。このバスでこの人達と最後まで一緒だという。
落ち着いてから、添乗員の方から現地価格の説明があった。撮影代は1カ所2~3ユーロで5~6カ所。酒類は3~4ユーロ。枕銭は1~2レバとのこと。それを考えて両替するようにとのこと。ホテルでできるが、一人20~30ユーロ程度にして欲しいとのこと。ホテルで用意している金額はそれほど多くないからと言うことだ。2レバは約1ユーロで計算する。
1-7 ホテル<フェスタ・ソフィア 118号室>
ホテル着(2308)就寝(2420)
ホテルは思ったより郊外で、それでも空港からは30分もかからずに着いた。
チェックインの後、空港ではできなかった両替をしようとすると今はできないと言う。仕方ないので明日まで待つことにする。
部屋に入ってすぐ入浴しようと思ったが、いつまで待っても熱くならず、ぬるいまま我慢して入った。そのせいか、夜中寒くてたまらず、junは持っていったカーディガンを着て寝た。空調の設備はあったが、ラジエターは給湯されておらず使えなかったし、空調機の利用方法が分からなかったので結局使えなかった。