表紙 | 2006年8月25日 | 8月26日 | 8月27日 | 8月28日 | 国内旅行のページへ |
2006年8月26日(土) |
ホテル(0600)-徒歩-(0610)豊水すすきの・・・-地下鉄・・大通・・・円山公園散策・・・(0740〜0820)札幌場外市場・・・ホテル・・・地下鉄-(1115)テレビ塔1215集合(1230)-日帰り観光バス<厚田公園(0330〜1340)増毛:国稀酒造(1450〜1530)仙北果樹園(1535〜1610)(1735)沼田町「夜高あんどん祭り」>(2130)(2310)テレビ塔・・・地下鉄・・・ホテル |
2−1 円山公園散策朝早く起きて、円山公園へ行った。電車は初電の次だった。円山公園は、無理矢理つけた名前のように思う。正確には円山公園道とか、丸山公園通りといった感じで、結構離れている。円山公園内にある、北海道神宮を目指していくと、中学生とおぼしき集団にいくつも出会った。どうやらこの公園の中の競技場で大会があるらしい。他にも早足で散歩する人たちがたくさんいた。中にはこちらに挨拶してくれる人もいたりして、札幌の人たちは元気いっぱいだ。北海道神宮の神域もなかなかのもので、すがすがしい森林浴を楽しむことが出来た。前に桜の季節に来たのだが、花見とジンギスカンを楽しむ人々の印象しか無く、今日はしっとりとした趣を味わうことが出来た。 |
||||
2−2 札幌場外市場円山公園から歩いて美味しい食事ができるという場外市場へ行った。たくさんある店の中から、一番良さそうだと則のお勧めする「魚屋の台所」という店にはいる。順が「ウニ丼」を頼むと、あと1,000円上乗せするとバフンウニにできるというのでそれにすることにした。しかもただのウニ丼よりウニいくら丼の方がお得というので、そちらにした。3,500円也。則は「海鮮丼」で2,000円なり。結論から言うと美味しかった〜の一言に尽きる。特に順は、今までこんなに美味しいものを食べたことがないと大満足の様子だった。則は3500円は高いなぁと思って店を出たが、場外の市場でバフンウニの値段を見たら、どうしてあんな値段で出せるのだろうと不思議に思うくらいの値段であることがわかった。 |
||||
2−3 日帰り観光バス「沼田町夜高あんどん祭りと増毛ぶどう狩り」今回初めて「テレビ塔観光ドリームツアー」というのを申し込んだ。テレビ塔発着の日帰りバスツアーだ(夜行日帰りや宿泊を伴うコースももちろんある)。地元のツアーならではのコース作りが特徴だ。もちろん他の大手の普段利用しているクラツーや阪急でも企画しているが、何かしら安心感がある。前々から利用したいと思っていたのだが、締め切りが結構早いのでチャンスがなかった。さて今日の一番のお目当ては「沼田町夜高(よぅたか)あんどん祭り」なのだが、その途中あちこち寄り道をしていく。 |
||||
2−3−1 国稀酒造 14:50〜15:30はじめに立ち寄ったのが国稀(くにまれ)酒造。試飲できるというのが楽しみだ。説明もほどほどに我々は集団から離れてすぐに試飲コーナーに行った。何種類か飲んだあと、一番気になった焼酎を買った。これは、戦後よく飲まれたというカストリ焼酎。話やテレビには出てくるが本物にお目にかかったことはないので、買い求めた。もっとも戦後は、いい加減な蒸留だったろうから、同じものというわけにはいかないだろうが。その後その隣の漬物屋に行って試食のあと、また美味しかった漬け物を1本買った。これが臭いがすごくて、帰りまでずっと臭っていたのは参った。 |
||||
2−3−2 仙北果樹園 15:35〜16:10ここはブドウ狩り食べ放題のために立ち寄った。「美味しいですよー」という添乗員の言葉を信じてあちこち食べかじった。が、期待したほどの甘さはなくちょっと酸っぱかった。聞けば今日からぶどう狩りをはじめたので、今が旬ということだったが。2人で3房ほど食べてお腹いっぱいになった。食べ放題といってもそうたくさん食べられるものではない。これはサクランボ狩りでも同様だった。といっても一番最後まで畑にいたのは我々だった。 |
||||
2−3−3 夜高あんどん祭り 17:35〜21:30呼び物の「あんどんのぶつけ合い」は20時からというので、まだまだ時間があるので、道に並んでいる「あんどん」(ねぶたのような物)を見て回った。小学校から中学校、高校、商工会や農協、自衛隊など町ではなく営業体での参加となっている。まだあんどんに灯は入ってなくあんどんそのものの色や形をはっきり見ることができた。いずれも赤が主体のようだった。 まず各あんどんの表彰と30回記念の功労者の挨拶、踊りの行列が行われた。 それからようやく日が暮れ始めるとそれぞれのあんどんに灯が入り連行が行われた。我々はよい場所を求めて歩き続け、場所を確保して撮影し続けた。現地のおばさんが、「ここには空き家がいっぱいあるよ。」とそれとなく移住を誘っていた。則が「10本800円の焼き鳥があるけどどうする?」と順に聞いたらそのおばさんがすぐに「そりゃあ高い、他の店を探した方がいいよ。」というので、買うのを止めた。 そうこうしているうちに「ぶつけ合い」の時刻が近づいたので、そちらの場所へ移動した。その場所が何と一番いいところでぶつけ合いを真正面から見ることができた。 二つの大きなあんどんが正面から向き合って、一つがまず攻め、もう一つが守りになる。が、1回目のぶつかり合いで、攻めの方が守りに壊されてしまったのだ。思いがけない結果に、主催者はあわてたようで、急遽他のあんどんが代わりに闘うことになった。それでここのぶつけ合いは終わり。場所を変えて違うあんどんの戦いが行われる。 またその場所へ移動した。則はいい場所をとれずに諦めてしまったが、図々しい順はまた正面の場所へと移動した。今度はちゃんと攻めと守りの攻防が行われた。が、それもこの一組だけ。次は9時30分からというので、集合時刻と同じなのでもう諦めるしかないとバスへ戻った。 それにしても、せっかく造ったのを壊してしまうという荒っぽいお祭りだ。古い物を壊して新しく再生するというのだろうが、もったいない。その壊すときの迫力はものすごい。支える木も太いし、扱う人も全身全力を使ってという、まさに男の祭りだ。壊す部分は決められていてその代わりはいくつか用意されているのも面白い。 バスへ戻る途中、先ほど壊されたあんどんを直す作業をしていたが、それを見ている男達が力なく地面に座り込んでいるのは可愛そうだった。バスへ戻ったのは一番遅かった。 | ||||
2−4 ホテルへバスはそれから2時間近くかかって札幌に戻った。その後夕食に行くつもりだったが、予定していた店を探すことができなくて結局ホテルへ戻った。右の写真は夜高のぶつかり合いの前に餅が配られたそのときのもの。順さんは2個ゲットした。のりは0個。この餅を食べて帰路空腹をしのいだ。 |
||||
Copyright ©2006 Junko Honkawa & Norihiro Honkawa. |