表紙 2006年10月8日 10月9日 国内旅行のページへ
2006年10月8日(日)
東京駅7:36【新幹線ひかり363号 12号車3番DE】--京都駅--大津【大津祭り曳山巡行の見学】-- 豊橋【東三河の手筒花火見物/夕食は手筒花火弁当】豊橋(泊)      宿泊:ホテルアソシア豊橋

1−1 出発

 今回は新幹線を使って、二日間に3つものお祭りを見に行く。待ち合わせは東京駅。
 この添乗員さんとは確か二度目になる。どこで一緒だったかはとうとう三人とも最後まで思い出せなかった。また参加者の中にも顔見知りがいた。何度も参加していると、こういうこともある。
 朝食を食べて一休みしていると程なく京都に着いた。ここからはバスに乗り換えて大津へと向かう。

1−2. 大津祭り 11:30〜15:00

   大津祭りとは13基の曳山が市内を巡行するお祭りで、それぞれの山車にカラクリがある。山車は祇園祭と同じようなものだ。やはり宵宮と本祭があり、宵宮の時にはそれぞれの展示場所で提灯に飾られる。その点も祇園祭と同じ。今回見るのは、本祭になる。
 バスが駐車場を探してぐるぐるしているときに、まずは山車の巡行に出会った。昼休みのための集合場所に一同が出会うための移動の最中で、我々もこの時間帯を目指してきた。車通りを一時的に車を止めて動いている。それを見つけた我々は早くそこに近付きたくて結局、バスはその近くで下りることになった。
 そこから歩いて自由見学の後の集合場所まで行くことになっていたが、すごい人の集団で行き着くことができず、流れ的にバラバラになってしまった。
 目の前には京都の祇園祭と同じような山車が続いていた。我々はとにかく写真を撮る。呼び物のカラクリがどのように動くのかそれに興味があったが、思ったより大きなカラクリで(高山祭のよりも大きく山車全体がカラクリの演じ場になっている感じ)それぞれの工夫に見応えがあった。また、それぞれの山車から粽や手ぬぐい等が投げられる。なかなか手を伸ばしてもとれなかったが、執念でどうにか二つほどの粽を手に入れた。
 お昼になって13基全ての山車がお祭り広場に集まって休憩となる。そこで我々もコンビニで弁当買ってしばし休憩。その買い物の途中で大津事件の現場を通った。そういえば歴史で習ったことがあったその現場がここかと、感慨深い物があった。ここ大津にもいろんな歴史があったわけだ。つまりは、この路が旧東海道にあたるということでもある。
 午後は、衣装を派手なものに着替えて、そこから1基ずつスタートしていく。順と則とそれぞれの撮影ポイントを見つけて写真を撮った。
 全て送り出した頃にちょうど集合時刻が近付いてきたのでそちらへ向かった。
 そこから更に歩いてバスの所へ行き、宿泊地の豊橋へと向かう。

1−3. 豊橋手筒花火 18:55〜21:30

  長いバスの旅で、豊橋に着いたのは18:40になっていた。これで終わりではなく、これからまたもう一つのお祭りを見に行く。
 夕食はお弁当になっているので、それを受け取ってから部屋に置いて、すぐにお祭り会場へ急いだ。歩いていけるところなので、各自自由に出発となる。
 会場は公園。夕方5時から既に始まっている。そのせいかあまり人では多くなく難なく正面の一番前に陣取ることができた。
 我々は33ある花火のうち、18番目から見ることができた。全て手筒花火かと思ったらそうではなく仕掛け花火や大筒などもあった。
 手筒は一人ひとりが紹介されてから火をつけられる。その火柱は遠目にもすごい勢いがある。それを抱えている男衆はまさに憧れのヒーローになるのだろう。最後に爆発して終わるのだが、すさまじい物がある。さすがのヒーローも顔を背けていた。
 その合間に仕掛けや打ち上げ花火があるが、それも見事だった。特に打ち上げはすぐ上で開くので、火花が頭の上に落ちてきそうで怖さも感じた。
 ここでは花火をもらった。
 最後まで見て帰る途中、手筒花火の空になった実物を手に取ってみたが、とても重くてこれに火薬が入った物を担いでいた人たちのすごさに改めて感じ入った。
 ホテルへ戻ってから弁当を食べて少し飲んで寝た。