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2006年10月9日(月) |
豊橋(10:00)--掛川【3年に一度の掛川大祭・名物は日本一の大きさを誇る仁藤の大獅子】掛川駅 (18:05)【新幹線こだま584号12号車8番DE】 ---1956東京駅 |
2−1 出発今日もお祭り。その開始時刻に合わせるため、朝はゆっくりの出発となる。朝食はバイキング(ビュッフェ)。昼食の時間が確定しないから、少しいつもより多めに摂る。その後、昼食の買い物に近くのコンビニへ行く。何しろこのホテルは駅の上に建っているので地の利は最高だ。順はおにぎり、則はサンドイッチを買う。 |
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2−2 掛川大祭 11:40〜17:00バスは予想された混雑もなく順調に走ってお祭り開始前に到着することができた。掛川城の近くの高等学校が臨時の駐車場にバスを止めてそこからは自由行動となった。我々は急いでお祭り会場へ行った。既に多くの人が席を占めていたので、ウロウロして場所を探した。現地の法被を着た人にどこがいいかを聞いて正面の向かい側に敷いてあるシートに入り込んだ。少しするとそのすぐ横の立ち入り禁止の所が解除されて入れるようになったので、その一番前の席をゲット。それぞれの町は、まず鳴り物入りで祭り屋台(山車)を引いてくる。ここまで来るとそれを止めて、正面を向いて出し物を披露する。その都度解説が行われるのでわかりやすい。 1番は獅子舞かんからまち。これは是非見て欲しいといわれていた3つのうちの一つだ。祭り屋台はなくて女の子が花飾りの中に入った物で先導してきた。ゆっくりと歩いてきて、敷かれた畳の上で舞う。これは路上では舞わないという不文律があるのだそうだ。3頭の獅子のうち2頭が雄で1頭の雌を取り合う舞だそうだが、正直よくは分からない。 2番の祭り屋台は「功名が辻」の一豊と千代。一時掛川城の城主でもあった2人だ。出し物は奴さん。子どもたちが踊っていた。 3番目の祭り屋台の上には金色の小獅子が2頭乗せられていた。出し物は「ねろてばねろてばねろてばよ〜」のフレーズでお馴染みのかっぽれ。若い衆がかっこよかった。 4番目は祭り屋台の上にも乗せられている神田祭。それと同じ衣装を着た女の子達が、神田祭を踊り、入れ替わって祭り囃子を演奏した。解説にもあったが、この祭は江戸の影響を沢山受けている。だいたい、この出し物を演じている地区が十九首区という地区で、この物騒な名前も、平将門のおもな家来十九人の首をあずかったところ問いことが地名の語源らしい。平将門は神田明神に祀られている。 5番目は祭り屋台ではなく小獅子が入ってきた。小獅子といっても中央会場一杯くらいの大きさがある。中には何人もの人が入って支えているらしい。頭を中心に巻き取るように何度も繰り返された。それまでのまったりした舞と違ってスピード感があって迫力があった。 6番目は奴道中。これも3つのうちの一つだ。一足一足ゆっくりと歩を進めてくる。正面で奴踊りが披露される。これもゆったりしたものだ。持っている物を相手に投げ渡すとき拍手が起こった。 7番目は手に手を花笠を持って娘道成寺を踊った。 8番目は若い衆の木遣りくずし。 この頃になると座っている姿勢もつらくなって、また、各出し物のまったり感に少々退屈してきた。その後も、同じような出し物が続いたので尚更のことだ。それらの中から抜き出すとすれば、11番目の桃太郎が、幼稚園児の演技だったので可愛らしかったことと、17番目の浦島が、途中での衣装替えなどもあって楽しめた。 そしてとうとう最後、3年に1度しかやらないという今回最大の呼び物、大獅子の番が来た。中央会場から我々の座っている方へ移動するので、ということで場所を動くように言われたが、この頃になると大勢の人で身動きもできないようになっていたので、ずいぶんと無茶なことをするものだ。当然我々は後ろへぐいぐいと押す形になるので後ろの人には気の毒だった。 そうして登場した大獅子だが、小獅子に比べて動きが鈍くあまり感動的なことはなかった。ただ大きいと言うことに価値があるのかも知れない。 これを見終わったのが集合10分前。大急ぎでバスの所へ戻ると殆どの人が集まっていた。最後まで見ていると遅れるからと途中で戻ってきた人が大半のようだ。が、馴染みの人たちはギリギリに戻ってきた。さすがに慣れている。 |
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2−3 帰路掛川駅には歩いても行けるのだが、荷物がバスの中にあるので、バスで駅まで送り届けてもらった。新幹線まではまだ少し時間があったが、食事をするほどの時間はなかったので、メロンアイスを食べたり、ビールとつまみを買ったりして時間を過ごした。新幹線はこだまなので結構時間がかかったが、バス旅行よりはのんびりと帰ることができた。 |
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