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2006年11月5日(日)
新宿(8:05発)---【関越・上信越道・・横川SA(1000〜1015)・・須坂長野東IC(1120)】---松川渓谷・八滝(1200〜1220)たかいはし(1230〜1240)---須坂【お好みの店でみそ創作料理(1300〜1425)】---松代散策【象山地下壕---真田邸---文武学校---酒屋で試飲】(1505〜1715)---松代ロイヤルホテル(1720着)【夕食は松代の方との懇親イベント】    


1−1. 出発

  今回はいつもの観光だけという旅行と違って、地元との懇親会やお好みでのコース選択などがあり、期待感も違う。
 どんな旅になるのか想像しながら、則は歩いて、順はJRで集合場所の新宿へと向かう。今日の天気はよいのだが、明日は雨の予報。またか・・・

1−2. 松川渓谷

 事前の情報によると既に紅葉の見頃は過ぎているというが、一応向かう。確かに紅葉は終わりかけてはいたが、まだ名残は味わえる。
 あまり広くない道を曲がりながら着いたのは、八滝という落差が非常に大きい滝の所。滝見台もあり、店もあり、駐車場もあり、結構な観光地だ。ただ惜しむらくは、水量が少ないとかで滝の豪快さは見られなかった。確かに水量が豊富であったなら見応えのある滝には違いない。
  少し残っていた紅葉で気分を盛り上げて写真を撮った。ついでに100円のお焼きを買って、その中身のぎっしりと入っていることに感激。追加してもう一つ購入。
  帰り道で赤い橋があったところで急遽バスを止めて撮影タイム。確かに橋から見る景色は素晴らしかった。川には温泉が流れ込んでいるということで岩が茶褐色をしていたり立ち枯れの木が並んでいたりとそれも風情があって、臨時停車しただけのことはあった。

1−3. 須坂で味噌料理

 昼食は須坂の町で、指定されたいくつかの店から自由に選んで摂ることになっていた。予め希望を伝えて、その店の近くでバスを下りた。その降車場に地元の観光課の人だろうか、が迎えに来ていたのには驚いた。
  さて我々はハンバーグとカツ丼を選んで「レストラン トムトム」という店へ行った。ここは 信州須坂みそ料理乃會代表という人の店だ。が、中に入ると結構な混雑でてんてこ舞い状態。予約が入ってないとかすぐにはできないとか言うので、とにかく30分くらい後にまた来るので作っておいてくれと言って、とりあえず店を出た。
  それから、今は公園になっているかつての城跡へ行って菊の展示会を楽しんだ。金賞などいろいろな賞が与えられていたが、我々の目には皆同じように見えてその違いが分からなかった。が、かなり見応えがあり、十分に楽しんだ。
  さて、店へ戻るともう冷めかけた料理がテーブルに並べられていた。30分くらいかかると言われたので、その間合いを計って戻ってきたのだが、料理はそれよりかなり早めにできたらしい。一緒に入った人たちはもう食べ終わったらしく姿は見えなかった。盛られていたご飯と味噌汁は新しくしてくれたが、ハンバーグとカツ丼は取り替えようもなくそれを食べた。食事をして用を済ませると、もう集合の時間だった。

1−4. 松代散策
  【象山地下壕---文武学校---真田邸---酒屋で試飲】

 松代は以前から是非訪れてみたかったところなので楽しみだった。地元のボランティアの人が説明係として着いてくれた。
 始めに象山地下壕へ行った。終戦直前に天皇や政府の重要施設をここへ移動させようと掘られた巨大な地下壕だ。結局は実現することなく壕だけが残されたが、かなり戦局がせっぱ詰まっていたので、朝鮮の人などに過酷な労働を強いて無理矢理に造らせたという。犠牲者も多かったようだが、いまだに解明されていない部分が多いという。中は、思った以上に大きな穴だった。
 次に文武学校へ行った。9代藩主真田幸教が文武を奨励し1855年に開校。「文学所・御役所・教室・剣術所・柔術所・弓術所・槍術所・文庫蔵・番所・門」などを備えたまさに「文武両道」を目指した所。ボランティアの人が、「小学校の時ここで勉強しました。」といっていたが、そんな時代まで実際に使われていたらしい。
 最後は真田邸。これまた9代藩主真田幸教が母貞子の隠居場所として建てた屋敷。現在大がsかりな修復工事がなされていて、本来なら入ることはできないのだそうだが、特別に入れていただいた。それも、教育委員会の人の説明付きで。ヘルメットをかぶって中を歩いた。確かに修復のための骨組みばかりで足下も頭も危険が転がっている感じだ。説明の最後に希望者だけというので、屋根の修復を見せてもらった。骨組みがとてもよくわかって面白かった。
 ホテルへ行く前に酒屋へ寄って酒の試飲。そこで1本購入。寝酒にするためだ。

1−5. 夕食は松代の方との懇親イベント

        ホテルは酒屋からバスですぐの所。かなり広いツインの部屋だ。露天風呂が温泉だというので、少し休んでからつかりに行く。
 それから問題の夕食。地元の人との懇親会だという。こちらはひたすら飲みたいのに、どんなふうになるのか行ってみた。会場に入るのに少し待たされ、ようやくお許しが出てはいってみると、木遣りの生演奏で出迎えてくれた。席についてもしばらく木遣りが続き、ご馳走を目の前にしながらややイライラ。それからも挨拶やら鏡割りやらと続いてようやく食べることが許された。
 食事の間も琴や尺八の演奏、剣舞などが続いて行われた。何より良かったのは、先ほど鏡割りした日本酒が飲み放題だったこと。しかも我々の席のすぐ間近においてあったので、今夜は酒類を一切注文せずひたすらそれを飲みまくった。
 中程で抽選会。我々がくじを引くのかと思ったら、既に当選者が決まっていて、ただ名前を呼ばれただけだった。我が家は、煎餅を七味唐辛子を頂いた。