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2007年2月11日(日) |
朝の散歩(0600〜0645)大島(0810)=<船(0830〜0855)>=気仙沼(0905)・・・巨釜(0930〜0957)・・・半造(1000〜1032)・・・穴通磯(1118〜1145)・・・浄土ヶ浜(遊覧船1440〜1520)・・・浄土ヶ浜レストハウス(1540〜1610)・・・宮古休暇村着(1625) ※ウニとアワビのいちご煮弁当の昼食 ※夕食は三陸海の幸をご賞味。一人1杯の毛ガニがつきます。 宿泊:休暇村 陸中宮古(泊) |
2−1 日の出昨日、午後から雨が降り出し、今日の天気が心配されたが、朝には上がっていた。日の出を見ようと夜明け前に宿舎を出て、海の方へ行った。途中の海岸は砂ではなく岩海岸で、ここでアンモナイトなどの化石が見つかったという。今でも、運が良ければ見つかるというので探してみたが、結果はノー。そこから更に先の展望台を目指して歩いて行ったが、水平線近くには雲が漂っていて、日の出は無理らしいと半ば諦めながら、とにかく行き止まりの東屋まで行ってみた。小高くなったところなのだが、やはり無理なようなので、諦めて宿舎に戻ることにした。 途中、もう一度化石を探してみたが、今回もノー。宿舎へ近付くと先に言っていた則が、「順さ〜ん」と呼ぶので行ってみると、何のことはない宿舎前から日の出が見えた。 朝食はバイキングなので、好きな物を選んで食べた。 それから程なくして観光に出発。食べる楽しみだけとはいってもしっかり観光は組み込まれている。 港まで送ってもらって船に乗る。この8:30発、普段は通勤通学客で混むらしい。この日も決行の乗船率だった。 |
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2−2 巨釜(0930〜0957)階段を下りて断崖の淵まで行く。目の前の海の中に地震で折れてしまったという大きな岩が、まさに天を突くように立っていた。巨釜というとこの写真が出てくる。もっと大きい物かと思ったが、案外小さかった。その周りにも岩が飛び飛びにあり、波がそこにぶつかって白い飛沫を上げていた。「巨釜」の意味は、説明を聞いてもいまいち時間がなかったのだが、どうやら入り江を大きな釜に見立ててのことらしい。今日は波が静かなのであまり大きなうねりにはなっていないそうだが、激しかったら済州島の時のようになるのだろうかと思うとそれも楽しみだ。 戻り道は階段を上るので大変だった。 |
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2−3 半造(1000〜1032)巨釜からも歩いていける距離にるので、バスに乗ってもすぐに降りることになった。ここも断崖絶壁。ここの「半造」の意味は、アワビなどがとれて繁盛と言った地名だったのがなまったとか、巨釜に比べるて丁度半分だけ出来た形のようだというのでそう呼ばれるようになったらしい。 ここにつくためにも下へ下へと下っていく。初めに「潮吹き岩」と名付けられた岩が見物だそうだが、大きな岩がゴロゴロしているだけで、全く潮は吹いていなかった。最近では大きな波が来ないとその現象は見られないのだそうだ。 少し先へ行くと断崖と海岸べりの景色はそれなりに見応えがある。来てみても損はないところだ。 |
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2−4 穴通磯(1118〜1145)最近駐車場が完備してようやく観光地として開放されたとのことで、パンフレットにも載るようになった所だ。これから力を入れて売り出すようだ。海の中に3つの穴が開いた大きな岩で、その穴の中を船が通るのだというが、残念ながらそれらしき光景は見られなかった。そちらの方の観光はまだ季節的に始まっていなかったらしい。 写真で分かるように、結構な自然の景観美だ。観光資源としての価値は十分にあると思われる。まだまだのようで、駐車場に戻っても、トイレ等は完備していたが、おみやげ物やさんは未だ作られてはいなかった。道路も完備すれば、やがてにぎわうかもしれない。 |
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2−5 昼食ウニとアワビのいちご煮弁当。これも今回の売り物の一つ。この地方の海産物の豊富さを示すものだ。名前は弁当だったが、店で暖かいのを食べるのかと思っていたが、名前の通りの弁当だった。肯定的に今日もきついのだろうか?まぁ時間短縮にはなる。 少し期待はずれの所もあったが、まあ、そう悪い物ではなかった。アワビもそう固くなく、食べられた。 |
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2−6 浄土ヶ浜(遊覧船1440〜1520)船に乗って40分くらいの遊覧だ。海猫が来るのを、これまでは見ているだけだったが、今回初めてエサのパンを買ってみた。やり方の要領が良く分からなくて、けちってパンを少しだけ持って差し出したら、見事に指をがぶっとやられた。それからは少し大きめにちぎって差し出したが、やっぱり下手な鳥にはがぶりとやられて結構痛い思いをした。が、それもそれで面白かった。周りの景色を楽しむと言うより、このエサやりを楽しんだ遊覧だった。 しかしこの鳥たち、要領がいいというか、みんなのエサがなくなる頃には1羽も近寄ってこない。それだけではなく、遊覧が終わって港に戻る船にも近寄ってこない。遠くの岸壁でたむろっているのだ。不思議な感じ。 |
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2−7 浄土ヶ浜レストハウス(1540〜1610)船を降りて、集合場所になっている浄土ヶ浜レストハウスへ行く。ここが所謂浄土ヶ浜のメーンの所。仏ヶ浦と同じように白い岩が海の中に立ち並んでいる。確かにきれいなところだ。空の青さがそれを更に魅力的にしている。岩浜で少し遊んだ後、レストハウスに行ってお土産を買った。海猫三羽。三羽買うと安くなるというそれだけの理由だけでのまとめ買い。海猫の腹を押すと、鳴き声によく似た音が出る。よっぽど飼うように見えたのか、あまりに暇だったのか、お店屋さんの人がさっとやってきた。 時間的に日が傾きだしていて、もう少し時期的に遅ければよいコースだろうと思う。 |
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2−3 宮古休暇村着(1625)今日の宿泊も国民休暇村。昨日とは違ってかなりの規模で、広さもあるし、スポーツ施設も備え付けられていた。夕食もかなりそろっていた。ただ、自分たちで火の加減などを見ながら食べなければならなかったのがちょっと面倒かな。また、売り物の一つの毛蟹、これがまた面倒くさい。北海道の人にとっては蟹といえばこれなのだそうだが、やっぱりタラバの方がいいなあ。 ここの風呂も沸かし湯。則は、バスクリン一箱全部入れればよいかもしれないと、思った。旅の疲れは、やはり温泉で取りたい。それが日本の旅行というものだろう・・・こう思うのはやはり年をとってきたと言うことか。 |
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Copyright ©2007 Junko Honkawa & Norihiro Honkawa. |