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2009年4月12日(日) |
岐阜(0830)---(0920)八百津(1530) ----(1710)名古屋駅(1758)【新幹線こだま674号・指定席】---(2047着)東京駅 |
2−1 朝朝はゆっくりの出発だったが、いつもの時刻に起きて、近くのコンビニに昼食を買いに行った。それからホテルの前で体操をしてから、昨日の対応のまずさがあったので、早めにと思って朝食会場へ行ってみると、時間前なのに既に開いていた。それでも少しするとすぐにいっぱいになった。食事内容は悪くはなかった。品数も量も豊富だったからだ。今日は昼食が着いていないので、たっぷりと詰め込んだ。 |
2−2 八百津だんじり祭り昨日の足助祭りが静のお祭りだとすれば今日のだんじりは勇壮なお祭りだ。昨日より混むだろうとの予測のもとに早めに出発。が、駐車場に着いてみると,昨日同様にガラガラ。街も静かで、却って昨日よりも祭りの雰囲気がない。やや心配になってきた。 ここのだんじりは、船を形どった山車3両(三輌を合わせるとみごとに一隻の舟の形に)が、町内を練り歩くというものだ。途中でカーブを曲がったり、坂を上ったりするのが見どころらしい。 |
2−2−1 舳先発見駐車場の近くの神社に3つのうちの一つ、船の舳先にあたる部分の山車が待機していたので、皆でそちらへ向かう。昨日の山車に比べるとかなり大きい。車は4倍くらいの大きさになるのではないだろうか。腰も高い。そこに正装した楽隊が並んでいる。これまでに他で見慣れた山車と同じ形態だ。違うのはそれぞれが独立した別の物ではなくて、3体が合体して一つの船を形どるという所。一つ一つにも見応えがあるのだが、やはり3体が揃ってこその見応えとなる。 準備が出来てその合体場所へ向けて、進むときが来た。引き綱の一番先頭は綱が細くなっていて子供や女性が持っていた。ふとい部分は男性。すぐ先が下り坂になっているので、進み過ぎないように後ろの綱を引く人が全身を使っていた。こちらも勿論男性。 昨日の足助の祭りは、秋には女性を参加させない代わりに春に女性のお祭りを催行するようになったというが、ここのは男女一緒に催行している。 平らな所まで来ると一休みしていたので、先のカーブの所まで先回りしてそこを見る事にした。 カーブはちょうど90度になっているどんな風に曲がるのかと思っていたら、勢いを付けてまわる。車の担当が、必死に車の下に木の棒を渡す人、車を棒で押す人とうまく分業して回していた。勿論綱を引く人とその息が合わないと駄目なのだろうが、スムーズに回っていた。皆で大きな拍手をしたが、それに値する技術だと感心した。 そこでこの山車はしばらく休憩。ということで、我々は2つめを見つけに先へ進む。 |
2−2−2 艫発見役場の所まで行くと艫の部分の山車が止まっていた。ここが集合場所になっている。このグループの衣装はなかなか近代的でモダンな感じ。昔からの祭りとはイメージが違う。 山車の場所を微調整しただけで,残り2台の到着を待つだけだ。 |
2−2−3 真ん中がやってくるそこで3台目を迎えに,そちらの方へ向かう。3台目は中央部分に辺る。神社の方からはるばるやってくるので時間がかかる。角で待っているとようやく遠くに姿が見えた。ここも90度の曲がりになるので期待感がある。 交通整理の人もロープを張るなどして緊張感が走ったが、まあ、どうということもなく簡単に回ってしまった。一つ目のを見ているせいか、その迫力に感動とかいうこともなく、終わってしまった。 この山車は神社からやってきたというせいか、正装した檀家(神社の場合は何というのだろうか?)さんと見られる一団と稚児さんや飾り付けた馬などの行列もあった。 |
2−2−4 3台整列やがて舳先の山車もやってきて3台が整列を終えた。が、長すぎて、なかなかカメラにちょうどよくは収まらない。さすがに人も多くなってきたので、いいポジションを取れなくなっているせいもある。苦心しながらやっていたが、と、noriはいい所に目を付けた。倉庫の屋根に乗っている人を見つけたのだ。どこから上ったのだろうと裏に回ってみると、地元の人がかけたのであろう梯子があったので、ちゃっかりとそれを使わせてもらうことにして、上に上っていった。 そこからだと全景が見て取れる。絶好の撮影ポイントだった。 倉庫の前では、張りぼて?の牛を中心に盆踊りのような一群もいて踊りが始まっていた。 |
2−2−5 神社へ11時を過ぎた頃、3台揃って神社へ向かう動きが出てきたので、また先回りしてカーブの所へ行った。そこは既にたくさんの人がいて陣取ることが出来なかったので、少し後ろの神社へ行って、石垣に足をかけさせてもらった。そこで始めの1台だけ撮影してから、神社へ駆け上る見どころというポイントへ移動した。 山車と同じ道は通れないので、グルリと迂回してから、本道へ戻った。 神社近くには露店がたくさん並んでいた。その辺りは坂になっているので、まずはそこで山車を待った。やがてやってきた山車は、勢いを付けて坂道を上っていく。露天の店先の看板が邪魔なのもあったりしてなかなか大変だ。 そこからまた先回りをして神社の鳥居の下へ行く。ここの坂がすごい。一番の急坂だ。しかも鳥居の所から90度に曲がって更に上りになっている。かなりの体力と技術が必要だ。 しかし3台とも上手に回って登り切った。 |
2−2−6 休憩神社の前で3台が綺麗に並んで休憩に入る。と思いきや、山車の上から多分お金の入った袋を投げて、下で待っている若者がそれを奪い合い、それを持った人を先頭に石段を駆け上って本堂にたどり着きみんなでお参りをしてようやく終了となる。3台が順番にそれを行った。そこで朝コンビニで買ったおにぎりを開いていざ昼食と思ったら、今度は獅子舞が始まった。獅子舞と馬が交互に山車の前で踊ったり歩いたりを披露していた。 ようやくおにぎりを口に運ぼうとしたら、今度は牛の踊りの一群が到着して、そこで踊りを始めた。なかなか本当の休憩にはならない。 それが終わってようやく休憩になった。おにぎりを食べ終えてから、あまりにも暑いので、涼みがてら下にある西友で冷たい物を買い、ベンチで休むことにした。朝の天気予報では、今日は昨日ほどにはならないと言ってはいたが、体感としては昨日と同じように感じる。それほど暑い。 |
2−2−7 再び神社3時頃から山車が下り始めると言うことだったが、踊りの一群の集合が2時20分と聞いていたので、その頃を目指して神社へ行って見ると既に踊りは始まっていた。それが終わると程なくして出発の準備が始まった。 予定の時間よりも早い動きだ。集合時刻が迫っていたのでラッキー。これなら1台は見られそうだ。両端の山車が出やすいように中央の山車が場所をずらした。 まずは舳先の山車が動きの準備を始めたので、少し下へ行って待っていると綱が目の前に来たので、noriが持つふりをした。この頃になると綱を引く人たちも疲れたのだろう「誰かー手伝ってくれー」と叫んでいたので、観光客が持っても何も言われない。 それからいよいよ下り始めた。すごい砂埃だ。鳥居の所を曲がったので、我々は鳥居の階段を下りて坂へ先回りをした。さすがに急坂なので、ゆっくりと慎重に下りていた。無事に下りきったときにはやはりみんなで大きな拍手をした。 それからは一目散に集合場所へ向かった。一寸道を間違えて遠回りになってしまったが、何とか時間前にはバスに着いた。既に他の人は集合していた。多分、みんなは下る所は見ずに集まったのだろうと思う。中途半端な集合時間だった。 |
2−3 名古屋駅 <新幹線こだま674号>高速が混んでいるというので、一部高速を下りて無事に名古屋に到着。新幹線の時間まで35分くらいしかなかったので、とりあえず大急ぎで前回同様とんかつの店に行ってみたが、行列が出来ていたので、持ち帰りのとんかつにした。junが待っている間にnoriが土産物を買いに行った。同じ頃に買い物を終えて集合場所へ行く。新幹線の座席は12号車4ばんのDE。今回も2人席を用意してくれた。これもお得意さんのお陰か。場所によっては3人席を向かい合わせで6人にしている所もあった。かように今回は半数以上がお馴染みさんだったようだ。 買い込んだとんかつをつまみに一寸1杯やって後は白河夜船。 予定通りに帰京した。 |
Copyright ©2009 Junko Honkawa & Norihiro Honkawa. |