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2009年4月11日(土) |
東京駅( 0956発)【新幹線こだま645号・指定席】--(1211)豊橋駅(1225)---(1430)足助(1650)---(1745)岐阜・ホテルルートイン土岐(泊) 宿泊 : ホテルルートイン土岐 402号室 |
1−1 朝またお祭りを見に行く。旅行会社の一つのグループ旅行なので、これまでに何人もの顔見知りがいる。そのうちの何人と会えるだろうかなどと考えながら家を出た。いつものように早く着きすぎたので、マックで時間をつぶした。 受付時間にその場所へ行ってみると既に多くの人が集まっていた。添乗員さんも顔見知り、客の中にも顔見知りを見つけて、早速挨拶から始まった。 いつもの店で朝食兼昼食と飲み物を購入してから、新幹線へ乗り込んだ。 新幹線の席は、12号車12番DE。今回は一人旅の人が多いせいか、2人席を確保できた。 食事を済ませた頃、顔なじみの人が、あんパンを差し入れしてくれた。さしずめ挨拶代わりと言うことか。特別な店のあんパンらしく、皮が薄く餡が満杯に入っていて、おいしく頂いた。 豊橋で下車。すっかりお馴染みの駅になった。 バスガイドさんは、確か以前も一緒だった人だ。この辺りに何回も来ているからなあ。 |
1−2 足助祭り足助祭りは、足助の7つの町(親王町、田町、本町、新町、西町、宮町、松栄町)が花車をだす。この花車は、桜、藤、椿などで美しく飾られており、10代までの女の子がお囃子の太鼓をたたき、若連とよばれる 20代が中心の男衆が花車の梶をとり、足助の町並みを練り歩く。駐車場へ着くとガラガラ、観光バスは我らの1台だけだった。 その通り、観光客とおぼしき人は殆どいなかった。というより町中も閑散としていた。 山車は7台あるのだが、それぞれの町中を練り歩くだけなので、ある所で待っていればその全てに出会えるというわけではなく、こちらが山車を求めて探し回らなければならない。 バスを下りて少し行くと山車が1台止まっていた。宮町の物だ。まだ動くまでは時間があるという。近くにいた男の子が、「明日の方がいいのに、明日また来てよ。」と言ってくれたが、こちらも予定があってね。そういう趣旨のことを言うと、「僕の家(うち)に泊まればいいよ」だって、この町の素朴さがそこに溢れていた。 それから山車を求めて町中へ出た。 始めにあったのは、西町。偶然といえるラッキーさで我が家が一番に見つけた。皆にそれを教えた。ちょうど休憩していたのだが、少し待っていると動き出した。あまり大きくはないのだが、車輪は木で作られて動きにくそうだ。かけ声を掛け合いながら進んでいく。曲がり角では男衆が力に任せて勢いよくカーブさせる。木の車はきしみながら強引に回っていくので、地面にはその跡が付くほどだ。後はゆったりとしたお囃子に乗せてこれまたゆっくりと進んでいく。 一通りみてから、次の山車を探しに先を急いだ。 古い町中の各家には祭りの幕が軒先に掛けられていて,十分にやる気は盛り上がっているようなのだが、いかんせん山車の規模が小さく、なかなか巡り会えなかった。人に聞いたりしながら、新町、本町、田町の順に見て回った。それまでにかなり歩き回った。 それから駐車場の方へ戻っていくと、お囃子が聞こえたのでそちらの方へ向かうと、運良く宮町と松栄町の二つが合流している所へ行き着けた。これで、7つ中6つを見たことになる。 さて、その山車だが、街によって微妙に飾り付けに違いがあるが、概ね変わりはない。お囃子もそれほどの違いはなかった様に思う。大騒ぎを期待した人には物足りなかったようだが、のんびりした情緒あふれた雰囲気を持っている。 それでもその山車を引き、場所によっては回転させる男衆の力はかなり必要なようだ。今回は女子の祭りということで支えに回っている男性の活躍する祭りは秋に行われる。 |
1−3 ホテル ホテルルートイン土岐 402号室いわゆるシティホテルなので、ベッドが二つ並んでいるだけのシンプルなもの。それでも、一応大浴場という風呂があることとインターネットが無料で使えるという利点がある。夕食は付いていたが、店の対応が不味くて、添乗員さんもてんてこ舞いで手伝っていた。ま、食事内容はあまり期待は出来ないので、追加料理を頼んだ。それでも、前回の能代のルートインよりは食事の内容は充実していた。 テレビではちょうど美濃の花祭りの様子を放映していた。この時期各地でお祭りを催しているらしいが、我々の見に行くお祭りは二つとも紹介されなかった。それほどマイナーらしい。 部屋に戻ると、Tシャツに塩が浮いていた。今日は亀山では30度近くに気温が上がって夏日だった。足助でもとても4月の陽気とは思えなかった。 |
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