2010年4月18日(日)
2-2 谷巌寺(0835~0905)
ここも初めての所。かなりサクラの木が多く、多分満開ならかなり見応えのある所となるだろうと思うが、残念ながらまだまだつぼみは堅く、更に1週間ほどは待たねばならないのではないだろうか。ここの一番の見どころは大きなしだれ桜なのだが、まだ鑑賞するには値しなかった。
ただ、寺の前の桜畑の方は、結構見られる木があったので、他の人達は案内人と共に寺の周辺を見に行ったのだが、我が家は下へ下ってそちらの方を鑑賞した。
それから地元の野菜などを売っているテントへ行って、延命水という有り難い水で沸かしたお茶をご馳走になった。これで二人とも後ウン十年は生きられるだろう。
2-4 光前寺(1150~1240)
そして着いたのは光前寺。三重の塔のあるお寺だ。その直前の田んぼの土手は、水仙で覆われていた。一面水仙という畑もあって見事だった。桜の前にそちらで目の保養をした。
バスを下りるとまずは待っていたようにお店の人が小さな饅頭を差し出したので、当然口にする。美味しかった。これをお土産にしようかななどと考えた。
さて、ここの桜は文句なしに素晴らしかった。しだれも咲いている。それがあまりにも見事だったので、正面の仁王門から入ることにした。その横のしだれもこれまた素晴らしい。
そこから杉並木の中を進む。その参道の石垣の隙間にヒカリゴケが見られるというので、除いている人もいたが、よくわからなかったので先へ先へと本堂まで進んだ。
本堂では丁度七年に一度のご開帳が行われていた。ご本尊の不動明王を拝むためには500円の料金がかかるが、折角の機会なので中に入った。入るとまず一人一人お祓い(?)をしてくれた。有り難い。
それからやはり延命水があったので、また頂く。一体どのくらい命を延ばすつもりなのか。
三重の塔を回って三門へ行き、傘を購入。何故に?というか、この傘、雨に濡れると桜の絵柄が浮かび上がるというもの。あまりにもここの桜が素晴らしかったのでそういう気持ちにさせたと言っていいだろう。
それからしばらく桜の写真を撮って時間を過ごした。
帰りに「おこわ饅頭」というのをお土産に買った。テレビで放映されてから馬鹿売れなのだそうだ。物珍しさもあって、我が家も購入。
2-7 高島城公園(1525~1608)
最後の桜は高島城公園。始めてくる所だ。弘前城のように、城の庭が公園になっていてそこに桜が数多く育てられている。ただ、弘前ほどの広さはなく、一目で見渡せる程度のものだ。
かつては「諏訪の浮城」といわれた名城だったようだが、明治になって取り壊され、その後再建された。その天守閣は資料館になっており、一番上は展望台にもなっている。狭い階段を上って行ったが、展望台は非常に狭くてゆっくりと景色を楽しむことは出来なかった。
桜はしだれもあり、丁度良い時期だったので、その下で宴会を開いているグループがいくつもあった。今日は、良いお天気だから気持ちの良い宴会だろうな。
2-8 帰路
全て見終わって、帰路につく。今回はミステリーツアーということで、行き先が全くわからなかったが、サクラの開花に合わせてコースを作ってくれていたようで、桜に酔いしれた。これでもかと言うほどの桜を堪能した。こういうコースもいいかもしれない。
帰りの高速道路は、途中までは順調だったが、談合坂の手前辺りから混雑があり、新宿へ戻ってきたのは、予定よりも1時間ほど遅れていた。まあ、この程度なら許容範囲だろう。しかもこの運転手さん、何と新宿駅の地下駐車場まで連れて行ってくれた。これって有りなの?と思ったが、地元のバスではないので、こういうことになったのだろう。有り難い。