12月24日(月)
萩温泉郷---【約10分】---萩100【萩焼窯元、萩城城下町、松陰神社・松下村塾、蒲鉾製造直売店】----【約60分】 ---津和野60【鴎外村ふる里、郷土料理「うずめ飯」の昼食、殿町散策】----広島駅(17:46発)----【新幹線のぞみ号グリーン車】 ----(21:46着)東京駅
3-1 萩 0840~1035
登り窯を見学した 朝一番に萩の町の散策だ。と言っても目的の場所まではバスでの移動になるので楽。
始めに萩焼の窯元を訪ねた。登り窯の説明を受けた後、お定まりのお買い物。我が家はキーホルダーを購入。萩焼は「七化け」と言われるくらいに使いこなしてこそ味が出るのだそうだ。
次に城下町の散策。高杉晋作ゆかりの神社や生誕した家などを見て歩いた。こぢんまりした城下町でゆっくり見て歩いても30分もあれば十分なくらいだ。ただ、何処にはいるのにも入場料が取られる。100円程度のもので騒ぐほどではないのだが、そうなると入らずに通過した家が多かった。
松陰神社にて 左側はガイドさんで雅子さんと同じ誕生日でかつ同名の雅子さん それからかまぼこの製造直売所へ。ここは説明というよりも買い物目的のような所だ。それでもしっかりと試食と酒のつまみとして投げ売りのちくわを買い込んだ。
最後は松陰神社。ここが一番見応えがあった。建物自体はたいしたことはないのだが、その貧しい建物から高杉晋作・久坂玄瑞・伊藤博文・山形有朋など蒼々たるメンバーが育っていったと言うことに感動した。本当に明治はここから始まったのだと感じさせられた。萩の人が松蔭先生といっていまだに尊敬して止まないのが分かる。
3-2 津和野 1210~1420
供されるときはまるでお茶漬けのようだが中にしっかりおかずが隠れている 津和野へ着くとすぐに森鴎外の住居を見学した。まあ、どうと言うことのない昔の建物だ。ここで鴎外の業績について説明を受けた後、昼食場所へ行く。
昼食は、「うずめ飯」。初めて接する食事だが、美味しかった。味噌汁の中にご飯といろいろな具をごちゃ混ぜにした様なご飯だ。昔の武士の酒の席にはつきものだったらしい。わさびがきつかったが、それも美味しかった。
畳を引いた日本式?の教会 その後、津和野の町を散策。と言って、何処へ行くという目的もなかったのでただフラフラした。その中にある教会は興味を持った。浦上のキリスト教信者がこの地に送り込まれて、虐殺された(殉教)ことをしっかりと記録に留めて、彼らのために建てられた教会らしい。教会の中には、十字架を背負い「ヴィア・ドロローサ」を歩むキリストの絵が14枚展示されていた。また、それと同じように、乙女峠から殉教の記念の地まで、エルサレムの「ヴィア・ドロローサ」のように14カ所のステーションが設けられていた。丁度これから訪れるイスラエルとの関連が見られたのが、興味を引いた主な理由だ。そうでなければこれまでと同じように軽く見過ごしていたに違いない。