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2008年7月20日(日) |
湯田中駅(0810)(0820)上林温泉(0823)---登り口(0830)---大噴水(0855)---地獄谷温泉(0900〜0915)---(0950)上林温泉(1010)(1030)道の駅(1045)(1150)湯田中駅---ホテル 宿泊 : ホテル白銀 0269-33-3545 |
2−1 朝朝風呂に入ってから朝食へ。今日は全くの自由なので、どうしようかまだ決めかねていた。朝食を済ませてから、「地獄谷温泉」へ行って温泉に入る猿を見ようということに決まった。バスの時間を調べてみるともうあまり時間がないので、急いで準備をして飛び出していった。 |
2−2 地獄谷温泉上林温泉でバスを降りて、あとは歩き。上林温泉からは2km強。登り口まで上っていく。そこからは1.6km。すごい急坂でドキッとしたが、それもわずかな距離だったのでひと安心。平らな山道を歩いて行く。右側は削り取った崖。今にも落ちてきそうな不安定さがある。左側は落ちていく崖。それでも、則が来た頃に比べると倍くらいの道幅がある。 大噴泉の所からまた急な坂をちょっとだが上っていくと入場口に着く。料金が500円。昔はとられなかったし、場所ももっと下にあったはずだ、という則のつぶやき。 ここの売り物は猿が温泉に入っている姿。ただ冬ではないので入っているかどうか心配したが、いたいた。気持ちよさそうに入っている姿は、まるで親父だ。 この時期のせいなのだろう母猿にしがみついている赤ちゃん猿がたくさんいて可愛かった。普通そういう子供を連れていると野生の動物は警戒心が強く威圧的な態度に出ることが多いと聞いていたが、ここの猿は至ってのんびりしていて、平気で人間の近くを通っていく。他の猿たちも、全く我々を無視している。二人で話していると、そのわずかな隙間を堂々と通り抜けていく。これにはびっくりした。近くによって、真正面からカメラを向けても、全くの無視。興味を示すような仕草すら見せない。我々の姿が目に入っていないのではないかと思えるほどだ。 途中にわか雨に見舞われたが、暑いので気にせずに猿を見ていた。 15分ほど見てから帰路についた。途中、何人もの外国の人に出会った。こんにちは、と声をかけてくる人が多いところを見ると、かなりの親日家?しかもこんな鄙びたところまで来るとは、驚きだ。(翌日のガイドさんに聞いたところ、その昔に雑誌「LIFE」の表紙を地獄谷の温泉につかった猿が掲載され一躍有名になったらしい。外国では猿は檻の中で見るものであり、その集団の中に入ってみるというのは珍しいことらしい。ましてや温泉に入るのは。) |
2−3 まるごてら号帰りは、まるごてら号という温泉郷内循環シャトルバスに乗ることにした。1日券で300円。何度でも乗り降り自由という便利な物だ。ただ本数が少ないので要注意。ぐるりと回って角間温泉へ立ち寄ってから道の駅へ。そこで少し休憩時間があったので、道の駅へ行って様子を見る。取れたての野菜市があって、安くて手が出そうだった。 次のバスは「女将号」となっていて、通常のコースとは別のコースを回ってくれるという。 温泉街の女将が交代で案内役となってくれる。今回は椿野の女将だ。さっきのバスは、我々以外に2人しかいなかったが、今回はほぼ満席だ。一番後ろの座席に行ったら、信じられないことに蜘蛛の巣が張ってあったので早々に退散。その席だけが空席だった。 バスはフルーツ畑の中を縫うようにして走る。この時期、桃は収穫期、他にリンゴやブドウも実を付けていた。まさにフルーツ街道という感じだ。 途中「エノキ御殿」という立派な屋敷が何軒もあった。その昔榎木が出始めの頃まだだいぶお値段が高く、その分エノキで大儲けしたらしい。 ほとんどバスに乗ったままなのだが、1カ所だけ下車して立ち寄ったところがある。造り酒屋、試飲も出来るという我々にとっては最高の場所だ。しっかりと試飲させてもらったが、購入はしなかった。後半は、上林まで行ってから湯田中駅へ戻ってきた。 |
2−4 ホテルちょうどお昼になったので、駅の近くのローソンで食べ物飲み物を購入してホテルへ戻る。暑かったのですぐにでも温泉に入ろうと思ったら、3時までは入れませんという。「ええっー」という感じだ。じゃあそれまでどうやって時間を過ごしたらいいの?今回は「温泉三昧湯田中でのんびり」という謳い文句でこのコースに来たのに、温泉に入れない?ペテンじゃあ。そう思って部屋に戻ったら、なんとクーラーも元で切られていて入らない。冗談じゃないぞ。世の中熱中症予防予報が出るくらいに暑い日なのに。窓を開けても直射日光が厳しく差し込む上に無風状態なので、もう汗びっしょりだ。 とにかく昼食を済ませていると、暑いですねえと言いながら中居さんが来て、浴衣を交換してくれた。 (写真は長野電鉄湯田中駅に停車中の旧小田急ロマンスカーを改造した特急列車) |
2−5 足湯仕方がないので、駅近くの「楓の湯」というところに足湯があるので、そこへ行った。この足湯は大きくてゆったり入ることが出来た。何人も入りに来たが、満杯になることはなかった。 |
2−6 夕食3時近くになってようやく温泉に入ることが出来た。とにかくまず一汗流して、ひたすら夕食の時を待った。夕食は、昨日に比べるといい物だった。やはり1日目より2日目というところか。冷酒を1本だけ飲んだ。 |
2−7 夏祭り8月半ばまで毎日夏祭りがあるというので、それを見に行った。会場は駅近くのホテルの駐車場。そこにたくさんの夜店が出ていた。といっても、業者が入っているのではなく、地元の人たちが開いている感じだ。 ビールを頼んで、観客席に座った。 まずは、二人の演歌歌手。知らない人で知らない歌を何曲か歌った。とても愛想がよかった。売らんがために必死なのだろうか。 次に「しなのや」というチンドンや。地元出身者がリーダ。こういう人たちがこういう場で演じるとは知らなかった。愛嬌を振りまきながら、会話を交えながら楽しいひとときを観客にプレゼントしていた。曲は皆懐かしい昭和の物ばかりだった。 |
Copyright ©2008 Junko Honkawa & Norihiro Honkawa. |