4日目 2月14日(日) 曇り
道後温泉道後温泉【ANA誘遊四国号Aルート乗車】 【バス走行距離:約182km】
松山空港・・・(19:45発 / ANA 598便)・・・(21:05着)羽田空港
4-3 民芸伊予かすり会館 (0824~0910)
本来のコースとしては松山空港に寄ることになっていたのだが、今回はこのバスに乗る人はいないということで、というか既にこれは満席なので、その役割は3号車が担当することになっている。
ということで、ここへは約1時間も早く着いた。
ここでは伊予かすりの歴史や織機の展示、実演などが見られた。かすりのもんぺなど、子供の頃から見慣れていて、たいしたものではないというイメージだったのだが、こうしてみると、かすりもなかなかきれいな物だ。
帰り際に売店へ行って、10枚端切れを1000円也を2つ買った。
その後はしまなみ海道<来島海峡大橋><伯方・大島大橋>を通って、次の目的地へ向かう。
4-4 せとうち茶屋大三島(自由昼食)
大三島についてすぐに昼食。これまでの昼食の内容が悪くなかったので、オプションを頼む。junはラーメン。noriは焼き物。まるで居酒屋のような店造りだった。
これまた、一番に入ったのだが、物はなかなか出て来ず、イライラした。事にjunのなど、来たかと思えば間違いましたと持って行かれること2回、ようやく3回目が本当だったようだ。つまり、注文は早かったのに、あとで回しになってしまったのだ。
その後、神社の見学になるのだが、そういえばこの後のことを聞いていなかった。
他の人共々、どうするのかねえ、勝手に行っていいんじゃないの?と少しザワザワしたが、時間がもったいないので勝手に行くことにした。
ただ、道がわからないので、店の人に聞いた。この点で、ガイドさんは不親切。どうも添乗員のやり方に慣れてしまったせいだな。
4-5 大山祗神社 (1110~1208)
鳥居を抜けて神社境内に入った。
お参りに行くと丁度結婚式が行われていた。白無垢の純日本式だ。神式だから当たり前といえば当たり前か。
それから本来の目的、宝物館に行く。以前来たときに飽きるくらいの甲冑が並んでいたので、もう一度それを見てみたいというnoriのたっての要望で見てみることになった。
靴を脱いで中に入ると、それらは整然と並んでいた。甲冑の他に刀剣類も多数あった。ここで見るべき物は、源義経と女性の物として珍しい鶴姫の鎧。勿論頼朝や他にも名だたる武士の物もあるが、こういう物にそれほど卓越した知識を持ち合わせていないので、サラッと一別しただけだった。それでも、noriの記憶に残っている数にはとうてい及ばない。
そこで係の人に聞いてみると以前とは展示方法が違っているせいか、そういう印象を持たれる方がおられるようで、何度か同じように聞かれることがあったとか。
ついでに海洋博物館も見てからバスへ戻った。(写真はパンフレットから、義経奉納のもの。)
そこを抜けて行くと先行した船が止まっている所があった。もしかしたら、と思ったらやはりそこが一番の見どころだという。
潮がぶつかって波が立つ様子がよくわかる。ぶつかった波は諏訪湖の「御神渡り」のように白く盛り上がって見える。
更に、海底の浅い部分に波がぶつかって盛り上がってくるという現象も目にした。下から盛り上がってきた海水が一瞬山のような形を作り.それが割れて輪になって周りに広がっていく。この様な現象があることも初めて知ったしそれを見ているということにも興奮した。これが左側だったのだ。仕方ないので立ち上がって写真を撮りまくった。そのうちにそれほど大きくはないが渦も見られた。上からならもっとはっきりと見えたのかもしれない。
4-7 タオル美術館ICHIHIRO(1500~1545)
タオルの美術館など見てもしょうがないと思いながらバスを下りた。ただ、店を見ているのもつまらないので、上の方にある美術館へ入ることにした。
始めに機械で作っているタオルを見た。細かい作業で次々にきれいな模様を織り込んでいく。これが全て計算され尽くした機械によってものすごいスピードでなされている。最後に楽天イーグルスのタオルもあった。その後に、タオルで作った動物園や水族館があり、いずれも可愛い動物が並んでいた。これならお土産に買ってもいいかなと思った。
その後は、タオルに関係のない作品や作家の展示が並んでいた。まさに本物の美術館だ。なかなか見応えがあったが、いかんせん時間が少ない。ゆっくりと味わうこともなく急ぎ足で抜けて行った。最後は駆け足でようやくバスへ戻った感じだ。
有料だったが惜しくはなかった。
4-8 松山空港 (1712着)
スムーズに来てかなり早めに空港に着いた。すぐにチエックインだけして、残りの時間は、反省会と称して夕食を取ることにした。
近くのレストランに入ってまずはおつまみセット。生ビールに一寸おつまみが付いて1000円。その後定食を頼んだ。飲み物はというと、買い込んだ日本酒が残っていたので、店員の目を盗んで水のコップに注いで飲んだ。
そこでしばらくゆったりと過ごした。
そんなときに、オーバーブッキングになったので、譲ってくれる客を捜しているという放送があった。始めは我が家の1便前の物だったのだが、その後、我が家の便でも同じようなことが起こっていた。始めの時には、2万円くれるというので変えてもいいね、といっていたのだが、実際そういう話になるとやっぱり止めようということで搭乗口へ向かった。