第2日目(2004年3月26日)


【ドバイ】 時差−5時間 0545着 [所要時間:約11時間] ドバイ発 0735 EK-957便 [所要3時間40分]の予定だったのだが・・・

 飛行機は予定通りにドバイ上空へ着いた。やっと着いた、と思って着陸を待ったが、なかなかその気配がない。それでも1回着陸を試みた。機体がぐんぐんおりていった・・・と思ったら、急に上昇し始めた。濃霧のせいだと言うが、機械飛行ではないのか。しばらく旋回を続けた後、とうとう濃い霧のため着陸ができず、燃料も少なくなってきたので、他の空港に向かうとの放送があった。「えーっ」という感じだが、こればかりは仕方ない。それでも、日本からの直行便だから、日本語のアナウンスで事態だけは正確に把握できていたのでよかった。
 

【フジャイラ国際空港着】 0730 【フジャイラ発】 1325
 着いた所はフジャイラ(Fujairah)という空港。あまり大きくない空港だが、一応国際空港とのこと。それでも、我々と同じ境遇の飛行機が、止まっているに過ぎなかった。
 始めは機内で待機ということだったので、給油が済み次第に発つことができるのかと思ったら、「機長の勤務時間が終わりましたので、代わりの機長が来るまで待合室でお待ち下さい。」ということで降ろされてしまった。
 待つこと6時間。何をするわけでもなく、ただただ椅子に座ってひたすら待っているだけ。やっと新しい機長が到着した。何とドバイから車で来たとのこと。我々も車で行きたいと思った。まぁ、これでたぶん、ドバイ−ベイルート便は同じ運命だろうから、たぶん確保されるだろう。何とか今日中にベイルートには入れそうだ。

※フジャイラ(Fujairah)・・・上の機内モニターの写真で、◆になっているのが本当の目的地ドバイで、機体マークの上にみえるのが緊急着陸したフジャイラ。

【ドバイ着】 1346
 やっと本来の第一目的地ドバイへ着いた。長い長い旅だった。まだ終わりではない。すぐに乗り継ぎの手続きに入った。本来我々の乗るはずだった飛行機もまだ飛んではいないとのことだった。これなら飛行機はあるわけだ。
 ドバイは中東のお金持ちの国の空港だけあって、施設は充実し、関空とは比べものにならないくらいにぎやかだった。
 添乗員が手続きをしている間、サービスで出されたジュースを飲んで待った。則などは、更に揚げ春巻きのようなものもしっかり確保していた。
 さて予定された飛行機に乗るのかと思ったら、やはりそううまくはいかなかった。しばらく待つことになったが、それでも今日の内につけるので、みなホッとした。
 待っているときにエミレーツのレストランで食事のサービスがあった。のりはカレーが旨いと言って、お代わりをしていた。

【ドバイ発】 1719 EK953便   時差−2時間  24FG
 ドバイでもしばらく待たされた後、ようやく最終目的地ベイルートへ向けて飛び立った。ところで待っている間に、我々は150度くらいになった椅子席のあるエリアを見つけて、そこで休んだ。これは帰国時の長時間の乗り換え時間にも利用したが、身体がずいぶんと楽だった。
 国際線なので、またそこで出された夕食を食べた。


【ベイルート着】 1826

 やっと着いた。1日がかりだった、何とか無事に来られたのでよしとしよう。もう辺りは暗くなっていたので、今日の見学はなし。丁度夕方で帰国ラッシュ時で、バスに乗り込むのも一苦労だった。
 まっすぐにホテルへ行って、すぐに休養。夕食は何故か室内にプールのあるレストランで、これも何故かメキシコ料理。とは言っても、どこが?と思われるようなものだった