![]() |
|||||
表紙 | 2008年7月31日 | 8月1日 | 8月2日 | 8月3日 | 国内旅行の頁 |
2008年8月1日(金) |
能代(0900)(1100)白瀑神社【みこしの滝浴び見物】(1330)(1450)深浦散策(1710)(1840)【深浦ネブタ見物】(1940)(2148)弘前(泊) 宿泊 : ホテルルートイン弘前駅前 |
2−1 朝![]() 朝一番にまた大浴場へ行く。しばらく時間をつぶして朝食を待ち、開場と同時に食事にありつく。朝はバイキングなので、それぞれが自由にものを食べた。 その後、今日の昼食を仕入れに近くのコンビニに行く。今回は、昼食は1回も設定されていなので、各自で用意しなければならない。昨日は、途中でそういう場を用意しますと言うことだったが、急遽、観光バスで途中のコンビニによってそれぞれ仕入れることとなった。我が家はすでに用意していたので、問題はない。 |
コンビニに立ち寄っても更に今日のメーンの祭りまで時間がかなりあるので、バスは国道沿いにある「鹿の浦展望所」と言うところに立ち寄った。とても眺望のきれいなところですよ、ということだったが、そう広い場所ではなく、簡単な食事所が2店あるだけの所で、お土産などは売っていない。柵のハマナスは、花の時 |
![]() 2−3 ハタハタ館本当は、ここで昼食を仕入れることになっていたのだが、バスの運転手さんのあまり品数がないですよという話で、先ほどコンビニ立ち寄りとなったのだが、確かにそういう店ではないようだ。取れたての野菜などがたくさん並べられていた。おいしそうで安い。が、まだ買い込むわけにはいかない。お土産なども少し置いてあったので、今日の祭りにちなんだ餅を買った。といってもラベルに印刷されているだけのものだが。 他にもつまみになりそうな「とうがらし味噌」と「つくね」を買い込んだ。 |
2−4 みこしの滝浴び![]() 11時に着いたが、それが行われるのは午後の1時頃というので、それまで自由に待つこととなった。滝の近くにはすでにカメラマンたちが陣取って ![]() この滝は、落差が17mあるということだが、滝幅も広くかなり見応えのある滝だ。この滝を見るだけでも一見の価値があると思う。 さすがに1時間も待っていると、寒さもあって退屈にもなってきたので、まず則が動いた。様子を見てくるといって神社の表の方へ行った。しばらくして戻ってきたので、今度は順がトイレ(広くてきれいだった)をかねて様子を見に行ったが、まだ何の動きもない。 交代に出て行った。それでもなかなか御輿は ![]() ![]() 順は滝前の休憩所でじっと待った。則から、ようやく御輿が来たと連絡があったのは、そろそろ1時になろうかという時間だった。 |
![]() 2−4−1 御輿到着そしてようやく御輿が到着した。それは何とトラックで運ばれてきた。担ぎ手はマイクロバス。ちょっと考えられないことだった。町内練り歩きをしながらここまで来ると思っていたからだ。確かにこの神社は田んぼの中にあり、人家からは離れているので、そういうことになっているのだろう。というか、もはや担ぎ手が少なくなってしまったせいだろう。そういえば今日は金曜日で、土日シフトの多い昨今の中では伝統を守っているわけだが、伝統を守るのも一苦労という所だろう。神社手前でまた担がれた御輿は、威勢よく滝へ向かって歩いてきた。 |
旗と天狗?を先頭に滝の前で全員が集合すると太鼓に先導されていよいよ滝へ。 |
夜の深浦ネブタまでは時間があるので、深浦の町をガイドさんに案内してもらって見て回ることになった。まずは深浦駅からスタート。 |
2−5−1 大岩![]() 島というほど広くないので、大岩か。なるほど。そこは、深浦流紋岩という岩の固まりとかで、 ![]() 遊歩道から岩に着くと、まずは急なトンネルを上る。自然のままの状態なので、結構怖い。両側の壁を頼りに上っていくと、今度はきちんと階段が付いていた。といってもこれも結構厳しい。でも、そこを通って上まで行くと、周りの海の様子から遠くの岬まで見えて、なるほど遊歩道を造ってまで見せたかった所だということがよくわかった。ガイドさんはよく説明してくれたが、みんなが長い列になってしまって、我々だけで聞いている感じだった。 |
![]() 2−5−2 猿神鼻岩洞門れから町役場や校倉造りの民俗資料館などを通り過ぎて、猿神鼻岩洞門に着いた。一番上の岩がお猿さんに似ているところからこう名付けられたらしい。以前はこの道しかなくて、車なども通っていたそうだが、北海道のトンネルが崩れた事故があったために補強して狭くなってしまい、今は人が通るだけのものだ。 代わりに、海を埋め立てて新しい道が造られている。 |
津軽二代藩主が海上渡航の安全祈願のために造った神社。古くて趣があるという見方もあるし、古くさいという見方も出来る社だ。鳥居をくぐると「トヨの水」という名水があった。冷たくて気持ちよかった。 |
2−5−4 円覚寺![]() 入るとちょうどガイドさんがいて、まず庭先の説明をしてくれた。遭難しかかった船乗りたちの道しるべとなったという杉の木。そこから伸びる赤い紐におでこを付けて願い事をするといいと言うので、早速願い事をした。 そこから中に入ると今度は僧侶が説明をしてくれた。中は撮影禁止なので、記録を残せなかったのが残念だが、なかなか見応えのあるものが揃っていた。 初めに薬師堂へ入れてもらった。ここにある厨子は国の重要文化財になっている。歴史は古く坂上田村麻呂まで遡るようだ。そのためにここは貴族の庇護もうけ、この厨子自体は室町初期のものという。 ![]() 一番驚いたのは、まげ額。初めて知った。航海の無事のお礼として自分の髷を切って絵馬のように板に貼り付けて奉納してある。たくさん並んでいる様はおどろおどろした感じもするが、これも彼らの気持ちの表れだと思うと貴重なものだ。 ![]() また、すべて梵字を使って書き上げた釈尊像や聖観音像などもある。 余った時間でついでに立ち寄った寺であったが、いやなかなかのものであった。 |
![]() 2−6 夕食今回のツアーは夕食は付いていないのだが、食べる所までは連れて行ってくれた。それが「ウェスパ椿山」という宿泊施設も備えた所だ。同名の駅も五能線にはある。あらかじめ何を食べるかをインターネットで調べていたので、すぐにそれを頼んだ。内容的には十分に満足のいくもので美味しかった。 |
2−7 深浦ネブタ![]() ここのネブタは、子供会が行うという小振りなものだ。いくつくらい出るのかどんなコースを通るのか、町の人もわからないという。仕方ないので、この辺りは通るでしょうという銀行の前辺りで待つことにした。途中学校へ入る人グループに出会ったが、後で回りますというのでそのまま進んだ。 ![]() しばらくして警官に先導された一台目がやってきた。本当に小さいものだ。しかも、雨模様なので、ビニールシートがかぶせられていてあまり見応えはない。それでも子どもたちが一生懸命に引いているので写真を撮ったりしながら見ていた。 ここのネブタはおとなしい。一応鳴り物もあるのだが、いかんせん人数が少ないのであまり迫力はない。しかも可愛そうに、道路が通行止めになるわけでもなく脇を車がビュンビュン走り抜けていく。国道だから止める ![]() この日のネブタは三つか四つだけだった。特徴的なのは、青森ねぶたのような張りぼてタイプと、弘前ねぷたのような扇型タイプの二つが混在していることだった。 予定の時間は一時間半ほどあったのだが、皆集合時刻よりもかなり早く戻ってきた。我々も途中の酒屋でお酒とそこで売っていたお総菜の夕顔の油炒めを半額の60円で買って薄暗い道をバス停まで戻った。 |
弘前まではバスで移動。ひたすら走ってホテルを目指す。バスは夜道をかなりのスピードで走った。約2時間ほどで弘前へ着くと、ちょうどネプタが帰る所へ出会ったようで、何台か見ることが出来た。車に積み込まれて走り去るねぷたもあった。 正直、深浦ではなくて早めにこちらへ来たかったな、と思った。 ここも昨日と同じ系列のホテルなので、大浴場があり、それに入ってからすぐに寝た。 写真は翌朝のもの。 |
Copyright ©2008 Junko Honkawa & Norihiro Honkawa. |