3.8月7日(日) パエストゥム 快晴
ホテル(0830)バス 25℃ (1030)パエストゥム(1235)(1300)昼食 30℃ (1415)(1850)アルベロベッロ |
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3.1 パエストゥム 29℃
2時間のバス旅の末にやっと着いた。バスの中の温度計は29℃ということだったが(一応外気温だという)実感としてはそれ以上だ。暑さを感じるのは日差しの強さかもしれない。肌に刺すようにという感じで痛い。
○考古学博物館 1045〜1135
ここでまた次のガイドさんと待ち合わせて、先に博物館の見学に行った。ここのことは余りよくは知らないのだが、石棺に描かれたたくさんのフレスコ画を見た。中でも「飛び込む人」というのがよく知られているということを知った。ほかに壺やヘラ像など、結構収蔵量は多い。「ちょっと見てください」とガイドさんに言われるままに外を見ると、トウモロコシ畑の中に「セイレーン門」が見えた。つまりこの辺りは遺跡の中だそうだが、私有地のために発掘ができないのだそうだ。イタリアにはこんな所がたくさんあるのだそうだ。そうだろうなあ、今の暮らしか歴史保存か。難しいところだが遺産がいっぱいのイタリアで保存を優先させたら人の住む所なんて失くなってしまうかも知れない。
3.2 昼食 1300〜1415
昼食はこれまた楽しみにしていたカプレーゼ。これも前回おいしかったのだ。モッツァレラチーズが最高なのだ。トマトもおいしかった。さて、今回は?と思ったら予想と違わず合格点。それだけでなく、またパスタ?と言われるほどパスタ続きでうんざりしていた我々もおかわりがしたくなるほどのおいしさだった。旅を振り返ってみても3本の指に入るおいしい食事処であった。
ここは畑の中にあって、農場なのだ。家族でやっているようなこじんまりとしている店だ。周りはブドウ畑、トルファンを思い出す。庭にもブドウ棚があった。則さんはそこで、順さんは裏の畑で一粒のブドウを失敬。
3.3 アルベルベッロへ長い道のり
昼食を終えてから長い長いバスの旅が始まる。実に4時間の旅だ。途中オートグリルで休憩をして一気にホテルを目指した。アルベルベッロが近づいてとんがり屋根が見えたときにはほっとした。
★ホテル シェラ・シルバナ 423
広い敷地に平屋建てのホテルは、レストランまで遠い。その途中で、外国の人に「ジャポン?」と聞かれたので「イエス」と答えたら「広島ノー長崎ノー」と言われた。しばらくその意味が分からなかったのだが、そうだ、今日は8月7日。昨日が広島、あさっては長崎の原爆記念日だったのだ。全く頭になかった我々はものすごく恥ずかしかった。戦後60年の節目の年だというのに。そういえばイタリアは同盟国だったのだなあ。
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