1、9月21日(火)
成田(1055)<オーストリア航空52便 24FG> (1556)ウイーン(1631)(1658)ウイーン・ホテル着 ホテル:アイロタワーホテル 909号室
1-2 成田空港にて
今回はユーロ圏なので、高いときの両替したユーロがたくさん残っているからその心配もない。JALABCのカウンターで荷物を受け取る。
まだ早くて手続きができないので、少し椅子に座って待つ。8時25分からの受付だったが、30分ほど前にはしてくれた。
ほかのカウンターは混雑していたが、クラツーの人は殆どいなくて予想外だった。やはり海外旅行は阪急が強い。でも今回は、JTBや阪急に吸収されてしまった阪神航空などのツアーの客と一緒になった。
チケットはすでに席が指定されていたので、オーストリア航空のカウンターへ行って荷物を預ける。ANAとの共同運行便なので、マイレージが付くということで、係員の方から声をかけられた。今までは割合に知らんぷりだったのに、サービスが向上したものだ。
それから、またクラツーのところへ行って添乗員と顔合わせ。再集合があるというので、がっかり。これから1時間以上も時間がある。
KALラウンジへ行こうという目論見が外れたので、仕方なくカードのラウンジへ行った。
ここで集合時刻まで過ごした。今回は総数22名。うち夫婦参加はなんと3組しかない。大半が一人参加のおばちゃんたち。なんか先が思いやられるような予感。
ようやく再集合の説明が終わった時には、搭乗時刻まで40分程度しか残っていなかったので、KALラウンジへ行くのは半分あきらめて出国審査場へ向かった。というのは、出国審査場が先ほど見たらかなり混雑していたからだ。
が、思いの外空いていてすぐに手続きが済んだ。
パスポートコントロールも自動化の手続きが済んでいるのですぐにできた。
今回の手続きは、まずパスポートをチェックされてから機械のところへ行くように改善されていて、前回のようにウロウロすることはなかった。
それから急いでKALのラウンジへ行った。なぜこんなにKALにこだわるかというと、今夜の夕食をゲットしなければならないからだ。
めでたくおにぎりとジュースを手に入れて、搭乗口へ行くと、すでに最終案内となっていて驚いた。搭乗券に書かれていた10時15分前には着いていたのだから、いかに手続きが早く始まったのかが伺いしれる。
1-3 機内にて
動きだし(1051)離陸(1113)スナック(1143)飲み物(1150)食事(1225)・・・ここからウイーン時間 -7時間・・・カップラーメン(1040)軽食(1400)
乗り込んでいくと、なぜか我が家の席に他の人が座っている。結局はその人たちの間違いだったのだが、遅く乗り込んだだけに一瞬ギョッとした。まだダブルブッキングの経験はない。
それからは11時間以上の苦痛の時間を費やす。
オーストリア航空は以前乗った機種と同一なのであろうか、まだ映画もオンデマンド化されておらず、扱いにくい。ゲームの数も少ない。その分ディスカウント率が高いのかもしれない。機内は満席状態だ。
食事は以前と変わらない感じだった。サービスがエコノミー前半部分の後ろの方の席なので、二種類ゲットできないか心配したが、杞憂に終わった。
シーフード焼きそばとチキンのに種類だった。パンが暖かかった。
このオーストリア航空の楽しみは、チキンラーメンが途中ででてくることだが、なかなかその時間にはならなかった。しかしその間もかなり水分の補給はできた。ひっきり無しにと言ってよいくらいに、ジュースなどが回って来た。
後半になってようやくチキンラーメンの出番が来た。おにぎりとのチョイスだが、かなりチキンラーメンは人気があり、殆どの日本人はこちらを選んでいたようだ。
着陸二時間を切ってから最後の簡単な食事がでた。何か、ずっと食べていたように思う。そうそう、赤ワインはよかったが、白の方はあまりいただけない味だった。
それからトイレの数が少なく、いつも渋滞状態だった。トイレ近くの席だったので、いつも人が並んでいる感じだった。その上、通路がやや狭い感じもした。
1-4 ウイーン空港
着陸(1524)空港発(1631)
かなり気温が低いと聞いていたが、機長の途中の報告では19度、着陸時には20度だった。あいにくと腕に到着せず、バス移動となってしまった。これで早く到着した分帳消しだ。このとき、機体の後ろから出たのだが、この大きさの飛行機で後ろがあくのは初体験だった。
パスポートコントロールはかなり混雑していた。ヨーロッパからの乗客の方はガラガラだったのだが、融通は利かない。仕方なく長い列の並んだ。
スーツケースのピックアップ時には殆ど出ていた。そこでまたトイレタイムだ。その前にも勝手にトイレに行ってしまった人がいて、人数があわないとちょっとした騒ぎがあったのだ。機内ですませればよいものにとも思うが、今回はかなり女性の率が高く、今後もこの感じが続くように思われる。
結局空港を後にしたのはおよそ着陸から1時間後だ。この空港は乗り換え時間の短さを誇っているはずなのに。
ここで、イヤホンガイドとEチケットをもらう。この後もEチケットは自己責任と言おうことでずっと自己管理。パスポートと一緒に保管。
1-5 ホテル アイロタワーホテル 909号室
ホテル着(1658)就寝(1900頃)入浴(2230)
空港からホテルまでは30分弱だった。外はまだ明るいが、近くには店も何も全くない。近くにサナトリウムがあるというので、その関係なのだろう、窓から見える公園を散歩している老人が数人いた。また、トラムの発着所もその前にあった。
ホテルは日本で言えばビジネスホテル。それでも部屋の料金表にはシングル130、ダブル160ユーロとの表示がある。
さすがに○○○主義を排出した国だけあって(冗談)部屋にはないことづくめ。さすがにテレビと電話はあるが、室温のコントロールが見つからなかった。夜中に勝手にヒーターが少し入ったので、フルコントロールしているのだろう。コーヒー沸かし用のポットさえない。冷蔵庫はあった。ベッドサイズはシングルよりもやや小さめ。体の大きな人は気をつけをして寝ないといけないような幅の狭さだ。
風呂はバスタブ付きだったが、たぶん時間でコントロールしているのではないか。到着してすぐに入ろうと思ったが、とても入れる温度ではなかった。
仕方なく、KALラウンジからくすねてきておにぎりと、日本から持ってきたカップラーメンで質素な夕食をとった。そしてそのまま寝てしまった。
現地時間の10時になって、少し寒い気がしたので、風呂がひょっとしたら入れないものかと確かめにいったら、ビンゴで熱いお湯が蛇口から出た。風呂に浸かってみたら眠れるかと思ったが、とうとううつらうつらするだけの状態で、noriは朝を迎えた。junはそれでも少し寝た。といっても翌朝はとうとう3時過ぎには起きてしまった。