1、5月6日(金) 晴れ 走行距離 約85km
浅草橋(0558発)アクセス特急(0656着)成田空港
成田離陸(1119)ウイーン着陸(1532)ホテル着(1727)
1-2-2 集合(0915)
受付時刻近くなったので、ますはスーツケースを受け取りに行った。いつもなら受付カウンター近くまで荷物があふれているのに、ここもガラガラ。すぐに運んできてくれた。
それから指定されたK25カウンターへ行くと、既に受付が開始されていたので、すぐに手続きを行う。団体チェックインということで、座席はもう決まっていた。
添乗員は、すこぶる若い女の子だった。電話での感じでは、対応がハキハキしていて好感が持てる子のようだった。
ボーディングパスをを手にしてオーストリア航空のカウンタへ行き、荷物を預ける手続きを行う。座席は20のHJ。3-4-3の並びの3人席の通路側。ただし今日は50パーセント程度の乗客なので、隣の席は空いているということだ。 それから再集合をして、いつもの説明を聞いてから出国手続きとなった。
今回の参加者は16人。内夫婦者は2組だけ。他にも男性グループとか女性グループがあって、全くの一人旅という人の方が少なかったように思う。が、個人客が多いのには変わりは無い。最近夫婦参加の人が少なくなっているようだが、個が自立してきたのだろうか。
出国の際の自動チェックインは相変わらずスムーズにいかず、手間取った。どうも指紋認識がうまくいかない。今回も結局は有人の列に並んだ方が早かった。したがって、今回はパスポートにスタンプを押されてしまった。
1-3-1 初めの食事
スナック(1140)食事(1200)
まもなくいつものスナックといつもの赤ワイン。いわゆるウエルカムドリンクかな。
それから食事。チキンとビーフの2種類あるので、それぞれ選択。チキンにはライス、にんじん、グリンピースが添えられていた。ビーフはご飯ではなくヌードルだった。二人とも横にあった日本そばから口にする。滅多に口にすることはないが、こうして日本を離れるときにはことさらおいしく感じる。勿論温かいパンも添えられている。
飲み物は、noriは赤ワインをjunはビールを飲む。
食事強盗としていると、期待はシベリア上空にさしかかったようだ。大地は未だ氷に閉ざされている。
1-3-3 朝食(1410)
何度かうとうとしながら、また一眠り。そうこうしているうちに、機内の明かりが点灯され、おしぼりが配られてようやく朝食の時間となった。最初の写真は飛行マップの間に流れるものだが、前回では「Daily delhi」というのもあったのだが、今回はなくなっていた。毎日就航ではなくなったと言うことだろうか。
さて朝食は軽めの内容。スモークサーモンがメーン。レタスやトマト、コーンポテトサラダなどが添えられていた。パンを選んでから自分でサンドイッチにした。
機長から、ウイーンは天気は晴れ、気温は16度という説明があり、いよいよ着陸が近いことが知らされた。3枚目の写真を拡大すると、右下にバラトン湖と書いてある湖はハンガリー領。数日後に訪れる。ブラチスラバはスロバキア領であるが、ブラチスラバの「ブ」の字のところにあるのがフェルテー湖で、23.8%がハンガリー領。この北西端(左下)あたりに今日の宿泊地ショプロンがある。
1-4 ウイーン空港にて 着陸(1532)
入国手続きもすぐにできた。ここまで来るのにそれほど時間がかかったわけでもないのに、行列ができていなかったからだ。前回の行列や混雑ぶりは嘘のように閑散としていた。
後からきた団体は、隣のヨーロッパ専用のカウンターでも手続きができた。今日の係員は鷹揚だ。というよりそちらの窓口もガラガラだった。
すぐに手続きを終えて荷物を受け取りに行くと、スーツケースはポーターがいてすべてやってくれた。小さな旅行会社は、こうしたサービスも忘れない。と言うよりそれも料金込みと言うことか。
誰かが言っていた。「高いのには高いなりの理由がある。」
特にこの会社は、出入国カードや燃油サーチャージの料金も混みになっているのだから、比較するときには、結構馬鹿にならないこの料金も考え合わせる必要がある。
1-5 ショプロンへ
空港発(1612)国境通過(1715)
入国したのはオーストリアで、観光するのはハンガリー。
移動はバスになる。優に一人二席を占めることが出来るという贅沢さだ。
運転手さんは”ファルカス”さん。ハンガリーの方。この人、前説でも書いたが非常に重な運転をする人だった。
そのバスの待つ駐車場へ行くときに、前回入国のお世話になった日本の方とすれ違った。今日も忙しそうに歩いていた。たぶん我々と同じ飛行機で来たグループの出迎えだろう。バスが走り出しても、ぜんかいのふくしゅうは続く。最初に目に飛び込んでくるのは、コンビナートの一角。なぜか空港のそばにこのような、一見危険な施設があるのだろうと前回も思った。
とはいえ、1時間ほど走ると国境地帯になる。国境と言っても特に手続きなどがあるわけではないが、以前の名残のゲートは残されていた。前回のオーストリアからドイツの間には何もなかった(看板はあった)ので見過ごしてしまった国境だが、ここでははっきりと分かった。やはり「自由主義国家と社会主義国家時代」は、厳しい取り締まりがあったのだろう。
国境は写真はだめですと言われたが、ゲートに人がいる様子もなく、車はどんどん通過していくのに、何故駄目なのかわからなかった。と言うわけでもないが、写真を撮ってしまった。
1-6 ショプロン <ホテル ショプロン 302号室>
ショプロンホテル着(1727)
ホテルは小高い丘の上にある。302号室というのは最上階だ。
ホテルの玄関脇からは、町のシンボル「火の見塔」が見えた。
部屋もあまり広くなく、ベッドも小さめだ。大きな外国人には狭すぎるのではないかと思うくらいだ。スーツケースの置き場にも困ったが、何とか工夫した。ただ、バスタブがあるのが有り難い。しかもこちらは広くゆったりと足を延ばすことができた。ただ、ドライヤーはあるが、石鹸等はいっさいない。
また、ここには地下に男女兼用のサウナがついている。水着着用とのことだ。その鍵が、部屋のと一緒についていた。
エアコンのリモートはフロントから借りることになっているが、必要を感じなかったのでパス。
1-7 散策 (1830~)
ホテルでは両替が出来ないというので、それも兼ねて、添乗員が町へ連れて行ってくれるというので、それに参加。
普通は町の両替所ではしないようにと注意されるが、今回は初めから町の両替所を使う。小さなドアを開けて中に入る。こぢんまりとした小さな店だ。パチンコ店の景品交換所のよう。二人それぞで20ユーロずつ。5120フォリントになった。後ろの人はもうお金がないと言うことで両替できなかった。
町中は、アールヌーボー調の建物が建ち並ぶ。町歩きも楽しそうだ。
さてお金が手に入った一行は、それから小さいスーパーへ行く。一回りしてからさらに大きなスーパーへ行く。ここはものすごい込みようで、レジにも行列ができていたので、我が家はビールの購入をあきらめてホテルに戻ることにした。
一緒に帰るというご婦人が付いてきたが、おしゃべりなのには閉口した。junは適当に相づちを打っていたが、noriは二人から離れていた。